Dumb – “Dropout/Sleep Like A Baby”

バンクーバーのバンドDumbは、2015年から、バンクーバー東部の取り壊し物件のダイニングルームで最初のライヴを行った。バンドメンバーのFranco Rossino、Shelby Vredik、Pipe Morelli、Nick Shortの4人は、大きな友人グループの一員として、よく一緒に演奏していたそうです。このカルテットは広範囲に渡ってツアーを行い、Wolf Parade、Parquet Courts、Dilly Dallyなどと一緒にライブを行った。バンドはMint Recordsのために次のアルバムを書いているところです。

本日、彼らはスカの影響を受けた2曲入りのシングルと “Dropout/Sleep Like A Baby” のミュージックビデオを公開しました。ギタリスト兼ボーカリストのFranco Rossinoは、バンドのスカへの進出について次のように語っています。「俺たちはスカが大好きで、練習でもライブでも曲の合間にスカに入るんだ。俺たちはThe Specials, Madness, Skatalites, Desmond Dekker, Vital Disorders, The Upsettersとか、もっとたくさん好きだよ」

Dumbのスカ趣味は、The Specialsの “Ghost Town” を意識した “Dropout” のMVにも影響を与えており、トランペット・セクションが終始Madness風に吹いているのが特徴だ。この曲でフランコ・ロッシーノは、学問的な議論やいわゆる「芸術用語」でよく使われる軽薄で不必要な運動、つまり複雑さから単純さと快適さへの脱却を、批判的な言葉を使って表現しているのである。

「”Sleep Like A Baby” は、9時から5時までの労働に対する共通のフラストレーションを説いた反労働賛歌である。タコマの近くの湖で泳いだり、オクラホマまでドライブしたりしたいんだ」という歌詞は、週末や待望の休暇のために働いている多くの人にとって真実味を帯びているはずだ。