Chloe Slaterが10月9日にStolen Juice(AWAL)よりリリースするデビューアルバム『Riot Youth』からの先行シングル「Mother Nature’s Killing Spree」は、人類に対する自然の報復が下される「世界の最後の日」を描いたディストピア的なラブソングです。「Southern Youth」や「UGLY」に続く本作は、Ray Bradburyの『華氏451度』などのディストピア文学に着想を得て制作されました。過度な消費主義やSNSインフルエンサーの神格化に対する風刺と気候変動への不安(クライメート・アングスト)を背景に持ちながらも、世界の終末の中で「人間として最後に立ち返るのは愛である」という究極の真理を、ポップかつオルタナティヴなサウンドに乗せてダイナミックに提示しています。
楽曲と同時に公開されたミュージックビデオは、壊れゆく世界の中で愛し合う2人の姿や日常の脆さを印象的なビジュアルで捉え、楽曲の持つディストピアな世界観と叙情的な情景を見事に映像化しています。すべてが消失していく極限状態の中で互いの頬を寄せ合うような切なくも美しいコントラストが描き出されており、混沌とした時代を勇敢に生きる若者のリアルな心情を象徴する作品です。
