Cathedrale – The Setting Sun

トゥールーズを拠点に活動するバンド、Cathedraleが、2025年2月14日にHowlin Banana RecordsとRegartsからリリース予定の5枚目のアルバム『Poison』から、デビューシングル「The Setting Sun」を発表しました。この楽曲は、ボードレールの詩「Poison」に触発されており、原作の持つダークで魅惑的な雰囲気を独自の解釈で表現しています。歌詞は、破壊的な快楽や誘惑、逃避の瞬間に伴う憂鬱といったテーマを掘り下げ、人間の悪徳を映し出しています。「The Setting Sun」は、ゆったりとした催眠的なリズムで進行し、重厚で没入感のある雰囲気を醸し出します。この曲は、ボードレールの言葉に潜む中毒と破滅のテーマに取り組みつつ、バンド独自のモダンなスタイルを巧みに融合させています。影と光が交錯するアルバム『Poison』の緊張感あふれる世界を見事に表現しています。

Cathedraleは次のように語っています:
「”The Setting Sun” を作曲した際、アルバムのテーマが毒を中心に展開することをすでに感じていました。この包括的なアイデアとアルバムのテーマに徐々に慣れていきました。もちろん、ボードレールの詩を自分たちのものにするチャンスを逃すわけにはいきませんでした」