Aili – “Babychan”

ベルギー出身の日本人デュオ、Ailiが11月にリリースするデビュー・アルバムからのセカンド・シングル「Babychan」は、魅力的なエレクトロ・ポップ。これまでのリリースでは、ファッション、ダンス、お金、枕の喧嘩について歌ってきましたが、”Babychan” では、アイリ・マルヤマ&オーソン・ウーターズが、ついにポップスの最大のテーマのひとつである「愛」に挑みます。しかし、私たちが期待するように、この曲は普通のラブソングではありません。

「この曲は、私たちにとって初めてのラブソング(そしてアルバムの中で唯一のラブソング)です。”LOVE”にどっぷり浸かった恋愛の最初の段階を歌っています。オランダ語の慣用句を日本語に直訳しました。それが正しいかどうかはわかりませんが、理解してもらえればと思います。混乱するかもしれませんが、それが愛というものです」

そんな圧倒的な体験を完璧に表現した “Babychan” は、心に響くピアノやアコースティックギター、切ない憧れなどではなく、アシッドなブリープや鋭いシンセ、ガラガラと鳴るパーカッション、そしてアイリの個性的なヴォーカルなど、音の爆発がまた楽しい。

Aperly High – “Sands of Time”

アート・ポップ・アーティスト、Aperly Highが本日リリースした「Sands of Time」は、ユーロダンスにインスパイアされた、唸りながら踊れる曲!Venga Boysのヒット曲やO-zoneのDragostea Din Teiをフィルターにかけたエモのようなサウンド。”Sands of Time” は、恋愛がもう自分には合わないという、迫ってくる現実を感じることを歌っています。この曲は、感じることから知ることへの旅を扱っています。いつ何かを感じるのか、どうすれば自分が何を望んでいるのかがわかるのか、そしてその質問をすることで、答えはもうわかっているのか。時間の砂は、あなたがゆっくりと、しかし着実に、自分が何を感じているかを知るようになるにつれて、あなたを開示へと引っ張っていくのです。

Zoumer – “Djurdjura (N’Soumer)”

Zoumerのニュー・シングル “Djurdjura (N’Soumer)” が、The Big Oil Recording Companyからリリースされました。

1月末にZoumerのデビューアルバム『Green World』をリリースします。🌬️⛰️ ジュルジュラの山々から風に向かって叫ぶように歌われる「Djurdjura (N’Soumer)」は、アルジェリアの自由戦士、Lalla Fatma N’Soumerへのオマージュ。

「Djurdjura(N’Soumer)」はまた、アーティストとしてのZoumerに欠かせない伝承でもあり、N’Soumerに隣接する名前、緑色への憧れ、彼らの文化的、遺伝的ルーツを説明しています。そして、デビュー・シングル「How Far!」のエピジェネティックなSFの文脈。

Ronnie Stone – “Riding In The Rain”

Ronnieは、イタロ・ディスコやThe Cars、Depeche Mode、Pet Shop Boysといった80年代のアーティストのサウンドからインスピレーションを得て、当時のクラシック・シンセ(Korg-M1やJuno-106)を使い、痛快なフックと脈打つようなベースラインを生み出しています。その結果、信じられないほどダンサブルでハーモニーが豊かなサウンドが生まれ、ロマンスとメランコリーの雰囲気を喚起。

“Riding In The Rain” は、失恋の喪失感や、世界が変わっていく中で取り残されていくような感覚を表現。鮮やかなテクニカラーで描かれるのは、映画『タクシー・ドライバー』のような、70年代マンハッタンの薄汚れたネオン街。

Nite Jewel – “Skinny Dipper”

2021年、Ramona Gonzalesは4年ぶりとなるNite Jewelの新作『No Sun』をリリース。このアルバム以来、ラモーナはあまり音沙汰がありませんでしたが、本日、新曲 “Skinny Dipper” を発表しました。この曲は、Sex And Monstersから出版される同名のコミックのために書き下ろしたもの。Skinny Dipperはエドガー・アラン・ポーの詩 “Annabel Lee” を再構築したもの。

「美しい女性が、彼女に嫉妬した “天使”に溺れ死ぬという物語です(この比喩は簡単に解けると思いますが…)」と、ゴンザレスはこの曲について書いています。「とにかく!作者のEmily Roberts、April Snellings、Jelena Đorđevićらは、Annabel Lee自身の声から、ポーの一面的な物語を、女性のエンパワーメントの物語へと反転させました」