YOU. – Sunchaser (Dais/Desire)

最近シフトが複雑になって出勤の時間帯や休日がまちまち。休日の予定を教えたつもりでもうまく伝わってないようで、いつだっけ?とか、その日休みなん、ブス!とか噛み合ない。そういえば同僚が、彼女と共有アプリを使って予定なんかを把握していると聞いたことがあった。後で調べてみよう。今のシフトになる前は、決まった曜日に大体休めていたので、何かに記しておく必要も無かったから、改めて規則性ある生活の素晴らしさを感じるこの頃。このままではおじさんにはキツいから考えねば。 そんな羨ましくも規則正しいリズムに乗ったこの三人組の音楽。機械的にリズムを刻む音ではあるが、ガチガチなものじゃないので体に優しい。さらに上に乗ってくる音もひらひら系で緩い。そして唄も同じような頑張らない声で重ねてる。かつて好きだったバンドが全盛期を過ぎ、我が道を行ってるとき音に似ていて、凄く絶妙なことしてるけど、普通には平たい音楽にしか聴こえない。奥深しき遊戯。

Total Control – Typical Sysytem (Iron Rung)

先日の巣立ちヒナの続編ではありませんが、ちょっと巣立ちヒナ関連で違うドキュメンタリーが飛び込んできたのでお話ししましょう。前回も登場した鳥娘向い宅でのお話。お向かいさんは家にいると、外の方からなにやらバシャバシャと音が聞こえてきたので様子を見に行くと、植木鉢に貯まった水の中で一羽のスズメの幼鳥が溺れかけていたそう。お向かいさんはすぐに幼鳥を助け、ドライヤーで羽根を乾かしたそうだ。って、ちょっと犬じゃねえんだからと思いたくもなるが、その後一晩保護し、翌朝になると親鳥と兄弟たちが迎いにきて一緒に飛び立っていったそうだ。この話を聞いたときはムツゴロウかよ!って思ったけど、なかなか感動的な話しです。因にスズメの行動範囲は狭く、だいたい同じ場所にいます。いつも家の前で見るスズメは、いつもいる同じスズメです。なので、スズメを見たらコンニチワと言って上げましょう。きっとこの幼鳥も大きくなっても向かいさんちに来るんでしょうね。 さて彼等の久々になる本作。他のユニットやエンジニア業ばっかり目立っていたけど、ちゃんとやっていたんだなと一安心。たぶん前回の時より仲間が増えたのかもしれないが、色々やってるなあって印象。両極端にある音はだいぶ違うけど、それらを埋める間にある曲たちが凄くいい。でももし中間的なそれだけでやったら全部聴く気がしないかも。バンド名通り総合制御が取れているんですね。そうそう、ジャケットに写っているハトさんもいつも同じ場所にいます。なんで、いるなと思ったら挨拶しましょう.

Kim Ki O – “Serbest Kalp Düşmesi”

Kim Ki O っていう見慣れない字面のこのプロジェクトは、Ekin Sanaç と Berna göl によるイスタンブールを拠点にする女性ふたりによるバンドです。昨年フランスの Lentonia レーベルからアルバムを出して、ことしRMX作も出ていたようですが、新作アルバム ‘Bir, İki’ を SS Records から9/16にリリースするようです。シンセとベースそしてリズムマシーンによるディープ・インダストリアル〜ニューウェーヴ〜ポストパンクな感じとゴースト女性ヴォーカルなプロジェクトです.

Broncho – “What”

オクラホマの3ピース・ガレージ・バンド BronchoDine Alone Records からリリースするニュー・アルバムから新たな先行曲 “What” がアップされました。70年代後期、80年代初期のガレージ/ニューウェーヴに影響されたような曲です。アルバム ‘Lust Enought Hip To Be Woman’ は9/16にリリース.

Spray Paint – “Cussin”

オースチンのノーウェーヴ・パンク Spray Paint のシングルからの先行曲 “Cussin” です。メンバーは、When Dinosaurs Ruled The Earth, Expensive Shit そして Dikes of Holland のメンバーから成るバンドで、2012年にLPと7インチを SS-Records からリリースしていました。そんでもっで、新作アルバムが Monofonus Press から予定されてるようですが、その前に Upset The Rhythm からシングルが出ます.

Ritual Howls – “Zemmoa”

デトロイトの Paul Bancell, Ben Saginaw そして Chris Samuels による Ritual Howls の新曲 “Zemmoa” です。昨年 Urinal Cake Records からデビュー作をリリースしていたのでこれがセカンド。ギター、ヴォックス、ベース、そしてシンセ&ドラム・マシーンによる構成で、ニューウェーヴィーなゴス・パンク。ニュー・アルバム ‘Turkish Leather’ は Felte から9/30にでます〜.

Low Life – “Friends”

現在は4ピースになっている?シドニーの Low Life が新作アルバムをリリースします。7インチを Negative Guest List Records からリリースしていましたが、アルバムはたぶん初。ズルズルしたサイケ・ガレージ・バンドで、けだるいフレーズのループにズッポりハマっちゃうものや、ニューウェーヴ、ネオサイケ、ポスト・パンクな曲もあります。アルバム ‘Dogging’ は、R.I.P Society からリリースです.

Male Gaze – “Cliffs Of Madness”

The Mall, Blasted Canyons そして Mayyors のメンバーから成るトリオ Male Gaze が Mt.St.Mtn からリリースするシングル収録曲 “Cliffs Of Madness” がアップ。ブリブリ・ノイジーなギターのニューウェーヴ・ガレージ・ロック。夏には Castle Face からフル・アルバムがリリースされるようです.

Vaniish – “Search And Replace”

The Soft Moon, Wax Idolsに在籍していた Keven Tecon が新たに結成したバンド Vaniish のデビュー・アルバムがもう間もなくリリースされます。ダークウェーヴとニューウェーヴの中間的なサウンドで、過去に在籍していたバンドの延長にはある感じです。アルバム ‘Memory Work’ は、Metropolis から6/10にリリース.

Single Lash – “Dead Inside”

Xander Harris との Slow Pulse としての活動もしている Nicolas Nadeau が在籍するテキサスのトリオ Single Lash の新曲 “Dead Inside” です。ダークでメロウなニューウェーヴィー、エレクトロ・ポップ。こちらの曲は、Pour le Corps Records から間もなくリリースされるカセットに収録です.

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