青葉市子やJoy Crookesら豪華ゲストが集結! 25年のキャリアの到達点となる新作『Distance In Static』発表と、フロアを熱狂させる先行シングル「Me and You」を発表

Bonobo(Simon Green)は、待望のニューアルバム『Distance In Static』を9月11日にNinja Tuneからリリースすることを発表しました。本作は、彼のエレクトロニック・ミュージック界における25年間のキャリアの集大成となる作品です。この発表に合わせて先行シングル「Me and You」が配信され、ロンドンやパリでのポップアップイベントなどのDJセットで早くもフロアを沸かせ、ファンの間で正体が熱望されていた楽曲が遂にベールを脱ぎました。

先行シングル「Me and You」は、推進力のある4つ打ちのキックをベースに、浮遊感のあるアンビエントなテクスチャーと、リバーブが深く効いた生の鍵盤の音色を組み合わせたクラブ仕様のトラックです。かすかなノイズ(スタティック)のような質感を持つメロディックなサンプルが特徴的で、Bonoboの代名詞である美しい大気のような叙情性と、ダンスフロアを揺らす躍動感が見事に両立されています。一聴しただけで本能を刺激し、フロアへと駆り立てるような強い引力を持った仕上がりです。

アルバム『Distance In Static』は、ロサンゼルス、東京、ロンドンなど世界各地でのセッションを経て、カリフォルニアにあるNeil Youngの伝説的な「ブロークン・アロー・ランチ(牧場)」で大部分が制作されました。本作にはArooj Aftab、Joy Crookes、Nilüfer Yanya、Ichiko Aoba、Hundred WatersのNicole Miglis、Aanya Martinといった豪華なゲスト陣が参加。英語、ウルドゥー語、日本語の歌詞に加え、歴史的なイランのサンプル音源や古筝の響きが緻密なサウンドへと織り込まれ、極めてグローバルなスケールの作品となっています。


caroline & Caroline Polachek – Tell me I never knew that (K-LONE Edit)

イギリスのプロデューサー兼DJであり、レーベル「Wisdom Teeth」の共同主宰者としても知られるK-LONEによる本シングルは、インディ・オルタナティブ・シーンの旬な楽曲たちを独自のフロア仕様へと落とし込んだ2曲入りの「summer edits」です。収録されているのは、ロンドンを拠点とする気鋭のエクスペリメンタル・フォーク・バンド caroline と才気溢れるSSWのCaroline Polachekによる「Tell me I never knew that」のリエディット、そしてNYのインディ・プロジェクト Chanel Beads が2024年にリリースした瑞々しい楽曲「Police Scanner」のリエディットです。

原曲が持つエモーショナルなメロディやインディ特有の繊細なテクスチャーを巧みに活かしつつ、K-LONEらしい洗練されたハウス〜エレクトロニックのビートとグルーヴを加えることで、夏の高揚感に満ちた即戦力のダンス・トラックへと見事に仕立て上げられています。クラブのフロアから夏の夕暮れのBGMまでを鮮やかに彩る本作は、現在Bandcamp等を通じてデジタルでのフリーダウンロード形式で提供されており、音楽ファンの間で広くシェアされ話題を呼んでいます。

ZAINAB & Tony Quattro – “Ayewah!”

ZAINAB(ザイナブ)が、Tony Quattro(トニー・クアトロ)とのコラボレーションによるニューシングル「Ayewah!」を、Ninja Tune傘下のTechnicolourレーベルから本日リリースしました。アラビア語で「イエス、ガール(その通り、女の子たち!)」といった意味を持つタイトル通り、本作は女性たちに捧げられた、ダンスフロアを熱狂させるピークタイム仕様の強力なダンス・アンセムです。伝統的なアラブのリード楽器「ミジュウィズ(mijwiz)」の音色をフィーチャーした、遊び心あふれるエネルギッシュなトラックに仕上がっています。

この楽曲は、ZAINABがパレスチナ系チリ人アーティスト、Elyanna(エリアンナ)のツアーに同行した際、彼女の友人や家族が互いを称え合うために使っていた言葉からインスピレーションを得て制作されました。さらにスタジオでは、Elyanna本人から送られた楽しげなチャント(掛け声)のボーカル素材をTony Quattroとともに楽曲の随所に散りばめており、彼女たちのリアルな旅の絆とカルチャーが絶妙に融合した、熱量のある1曲となっています。


dublon & Deza – “Sweet Nothings”

ノルウェー出身のプロデューサー兼DJであり、TikTokで公開したハウス・トラック「Summer in Marseile」や「belle」がソーシャルメディア上で数百万回以上のインプレッションを記録し大きな注目を集めた dublon が、ニュー・シングル「Sweet Nothings」をリリースしました。本作ではシンガーの Deza をフィーチャリングに迎え、彼女のスウィートで艶やかなボーカルが楽曲に華を添えています。

ハウス・ミュージックのダンサブルな要素と、メロディアスなジャズ楽器の音色を巧みに融合させる卓越したスキルを持つ dublon。今回の「Sweet Nothings」でもその抜群のセンスは健在であり、洗練された心地よいグルーヴと高揚感あふれるサウンドプロダクションで、リスナーを文字通り一晩中踊らせ続けるようなキラーチューンに仕上がっています。


Chloé Caillet feat. Myd – “Lemme Dance”

エレクトロニック・ミュージック界の先駆者であり、名門レーベル Ninja Tune に所属する Chloé Caillet が、ニュー・シングル「Lemme Dance」をリリースしました。本作には、フランスのプロデューサー/ヴォーカリストであり、名門レーベル Ed Banger にも籍を置く Myd がフィーチャリングとして参加しています。

幸福感あふれるエネルギーと抗えないグルーヴ、そして自由奔放な魅力に満ちた「Lemme Dance」は、ダンスフロアで我を忘れて踊り明かすあの感覚を見事に捉えています。Chloé Caillet 自身のボーカルとエモーショナルなクラブ・サウンドに、Myd ならではのキャッチーなメロディ・センスが融合。地下のクラブから夏のフェスティバルまでを盛り上げる、温かさと解放感に満ちた、アンセム感あふれる一曲に仕上がっています。

Eera & CRUSH3d – “Flowers In The Sand”

プロデューサー・DJでありコレクティブ「Surf Gang」の共同創設者でもあるEeraと、エレクトロニック・ミュージックシーンで活躍するCRUSH3dによるコラボレーション・シングル『Flowers In The Sand』が、Surf Gang Recordsよりリリースされました。本作は、インターネットカルチャーやデジタルな質感、そしてどこかノスタルジックな感性を内包した彼らならではのサウンドデザインが特徴です。実験的でありながらも、聴き手を引き込むような没入感のある音響世界が提示されています。

楽曲の背景には、Eera自身が世界中のニッチな音楽を探求する中で出会った、韓国のポストパンクバンド「The Apop」の同名曲(『Flowers in the Sand』)からのインスピレーションなども地続きに存在しているとみられます。異なるエレクトロニック・プロデューサーとしての個性が融合することで、ダンスミュージックの枠組みを拡張し、摩擦(フリクション)と美しさが同居する独自のポップ・バラードや先進的なエレクトロニカの形へと昇華された一曲です。


49th & Main feat. Jane – “Round The Block”

49th & MainがCounter Recordsからリリースした新曲「Round The Block」は、ノース・ダブリンのシンガーソングライター、Jane Griffithsをボーカルに迎えたサマーチューンです。本作は、有害だと分かっていながらも断ち切れない関係への執着や、孤独への恐怖といった感情の葛藤を表現しており、彼らの原点回帰とも言える49th & Mainらしいサウンドに仕上がっています。

彼らはこれまでにも感情的な「Sleepwalking」やエネルギッシュな「LIVE 4 THE WEEKEND」といったシングルを精力的に発表してきました。また、アイルランドの自殺防止慈善団体「Pieta House」のために、11月中に毎日即興で曲を作って募金を呼びかける活動も行い、制作過程を公開しながら目標額の5,000ユーロを超える寄付を集めるなど、社会貢献活動でも注目を集めています。


UNiiQU3 – “Mile High Club”

Jersey Clubを代表するトップアーティストであるUNIIQU3が、年内に発表予定のデビューアルバムからのファーストシングル『Mile High Club』をリリースし、新たな時代の幕開けを告げました。彼女は2021年にLocal ActionからリリースしたEP『Heartbeats』が700万回以上のストリーミングを記録し、リード曲『Microdosing』がJersey Clubの楽曲として史上初めてグラミー賞のロングリストにノミネートされるなど、キャリアの金字塔を打ち立てました。その後もTinasheとのツアーやBeyonceの「Renaissance」ワールドツアーのオープニングアクト、Chloeへの楽曲提供によるプラチナディスク獲得など、世界中でその地位を確固たるものにしています。

本日配信された『Mile High Club』は、大躍進を遂げた『Heartbeats』に続く待望のデビューアルバムの全貌を伝える最初の楽曲であり、彼女のキャリアにおいて最も完成度が高く野心的な仕上がりとなっています。Times SquareのビルボードやDJ Magの表紙を飾り、BBC Radio 6でのパワープレイやVersace、Fentyといったハイブランドのファッションショーでも楽曲が使用されるなど、アンダーグラウンドからメインストリームまで席巻してきた彼女が、この新曲とともにJersey Clubのゴスペルをさらに世界へと広げていきます。


Niv Ast – “Back To The Club”

イスラエルのプロデューサーNiv Astが、Get PhysicalやDisco Halalといった名門レーベルからのリリースに続き、フロアを揺らすファンキーで中毒性の高い新作『Back To The Club』を発表しました。本作は、シャッフルするタンバリンの軽快なリズムと、フラクタル図形のように繰り返されるディープで催眠的なシンセワークが融合し、聴き手を独特の世界観へと引き込む魅力を持っています。

楽曲全体に生々しく原始的なエネルギーが満ちており、展開するにつれてサイケデリックに深化しながら、ブレイクダウンで一気に爆発してフロアに強烈な衝撃を与えます。オープニング、ピークタイム、そしてアフターパーティーまで、あらゆるシチュエーションのフロアを確実に盛り上げるキラーチューンに仕上がっています。


Austra & Patrick Holland – “Siren Reprise”

「Siren Reprise」は、カナダのシンガーソングライターであるKatie StelmanisのソロプロジェクトAustraと、モントリオールを拠点に活動するシンガーソングライター兼DJのPatrick Hollandによるコラボレーションシングルです。本作は、AustraがDominoからリリースした5作目のアルバム『Chin Up Buttercup』に収録されている気品に満ちたエレクトロポップナンバー「Siren Song」の別バージョン(リプライズ)にあたります。初期の楽曲制作段階からPatrick Hollandが共作者として深く関わっており、オリジナル版の持つドラマチックな世界観を、また異なるアプローチで再構築したトラックに仕上がっています。

楽曲のテーマは、ギリシャ神話に登場するサイレン(セイレーン)と、その天敵であるオルフェウスの物語をモチーフにしています。Katie Stelmanis自身が「ABBAやMadonnaの『Ray of Light』、ドラマ『X-ファイル』、そしてギリシャ神話の交差点にある」と語るように、オルフェウスの竪琴の音に魅了されて去ってしまった恋人を、サイレンが切なく哀悼するというコンセプチュアルなストーリーが描かれています。Patrick Hollandとのコラボレーションならではの、浮遊感のあるシンセサイザーのレイヤーとトランス感漂うビートが、サイレンのどこか哀愁を帯びた、しかし力強いボーカルを引き立てる幻想的な1曲です。