オランダのユトレヒト出身のプロデューサー兼ライヴアクトであるJoris Feiertagは、有機的な要素と合成された要素を絶妙なバランスで組み合わせた音楽を作り、しばしばハープやカリンバなどの楽器と組み合わせた独創的なシンコペーションのリズムを使用。
ドイツの名門レーベルSonar Kollektivからリリースされる3枚目のアルバム『Roots』。1stアルバムではキャッチーなフックと多数のゲストヴォイスに集中し、2ndアルバムではよりディープなブレイクビーツに取り組んできたジョリスは、この2つの間のスペースに心地よく収まるものを提供する時が来たと感じたようだ。このLPには、Noah Slee、Falle Nioke、Nego True、OSHUNなど、世界中から多数のヴォーカリストが参加しているだけでなく、アルバムからの最終シングルであるCome Backのように、プロデューサーが無名のサンプルやサウンドで遊んでいる様子も見られます。
ジョリスの個人的なお気に入りの1曲であるこの曲は、アルバム全曲を聴くための準備として完璧なトラック。絶え間ないヴォーカル・サンプル、KORGのピアノ・スタブ、重みのあるベースラインが、この恥知らずなダンス・フロアのヘヴィ・ヒッターに、Caribou meets Jamie XXのようなフィーリングを与えており、しかも家で聴ける曲。
家でも聴ける曲。時代を超越し、高揚感を与えてくれるエレクトロニック・ミュージックの1曲で、リスナーだけでなくジョリスにとっても、このトラックはFeiertagの新たな方向性を発見する幸福感を表しています!長調と短調、新しいものと古いもの、暗いものと明るいもの、ポップとソウルの間のどこかに存在するような、「シンプルさの追求」を満たすダンス・ミュージックを作る喜び。