Raspberry Bulbs – “Groping The Angel’s Face”

デビュー・アルバム Nature Tries Again を Hospital Productions からリリースしていた、基本は M. del Rio によるソロですが、5ピースにもなるブルックリンのブラックメタル、パンク、ノイズ・バンド Raspberry Bulbs の最新曲 “Groping The Angel’s Face” です。こちらの曲は、8-トラック・テープで録音された新作アルバム Deformed Worship からの先行曲で、リリースは、7月に Blackest Ever Black からリリース。

[soundcloud url=”http://api.soundcloud.com/tracks/92014499″ params=”color=000000&auto_play=false&show_artwork=false” width=” 100%” height=”166″ iframe=”true” /]

The Body – “Worship”+

The Body

ポートランドのブラックメタル・デュオ The Body が、4/30 に At A Loss Recordings からリリースしたばかりのEP Master, We Perish に収録曲から “Worship” と “The Ebb And Flow Of Tides In A Sea Of Ash” のふたつです。ふたつ目はグロい内容ですのでご注意を。また、彼等は Thrill Jockey とサインをしたようで、フル・アルバムをこの秋にリリースするようです。

[youtube http://www.youtube.com/watch?v=lGTZ67zFg1I&w=640&h=360] [youtube http://www.youtube.com/watch?v=0iN5ml69M58&w=640&h=360]

Coliseum – ‘Sister Faith’ (Temporary Residence)

Sister Faith

Level Plane、Relapse Records と、ハードコア中堅から本命レーベルへとリリースを移してきたが、前作で Temporary Residence になぜか? 移籍したルイヴィルのトリオ。本人達の風貌からしても Relapse で収まってる方が合ってましたが、Temporary Residence から2作目、2年ぶりに新作 Sister Faith を持ってきました。今までのリリース・ペースと比較すると2年のブランクは過去最速。意外と今の環境が居心地が良いのですかね。でも、レーベルを移籍してきても、バンドのロゴは一貫してるところが、ハードコアやメタルな人達らしいですよね。昔は、バンド・ステッカーも沢山売っていたとおもうけど、いまはどうなんでしょ。ガキの頃、バンドのことは全く分からないのに、なんかカッコいいから買っていたような気がする。でも、今回からロゴが若干違うんですよ、なんの心境の変化だろう。Coliseum は、ハードコアであるけど、トリオ編成のせいか、スマートな音を出すバンドだと思う。DC系のポストコアのテイストも感じさせるが、それらのものよりはハードロック寄り。だけど音圧はそれほど分厚くなく、余裕を持たせながら、サクッとした感じの音に、ハードロックまたはハードコアなリフが重さる感じで聴きやすい。そして、結構メロディがシンプルで今までに比べても一番エモいかも。よく見たら No Idea からも最近シングルをリリースしてました。ふむふむ、ロゴを変えた理由がなんとなく分かるよ。

7.0/10

[soundcloud url=”http://api.soundcloud.com/tracks/85923941″ params=”color=000000&auto_play=false&show_artwork=false” width=” 100%” height=”166″ iframe=”true” /]

Trembling Hands – “All for the Greater Good”

Trembling Hands

スウェーデンはヨーテボリのハードコア、スクリーモ・バンド Trembling Hands の新作アルバムからの先行曲 “All for the Greater Good” のストリーミングです。リリースはベルリンのインディ・レーベル Adagio 830 からで、タイトルがまだ判明しませんが、アルバムは夏頃にリリースされるようです。

[soundcloud url=”http://api.soundcloud.com/tracks/87573941″ params=”color=000000&auto_play=false&show_artwork=false” width=” 100%” height=”166″ iframe=”true” /]

Double Dagger – “Heretic’s Hymn”

Double Dagger

レコードストアネタのものは一過性なものもあるのでスルーしていたんですけど、これだけは載せておきます。ボルチモアのポスト・ハードコア・トリオ Double Dagger ですが、このリリースが最後の作品になります。6曲を収録した 333 は 4/20 に Thrill Jockey からリリース。現在メンバーは Peals, Roomrunner そして Pure Junk として活動をしております。

[soundcloud url=”http://api.soundcloud.com/tracks/80260306″ params=”color=000000&auto_play=false&show_artwork=false” width=” 100%” height=”166″ iframe=”true” /]

Coliseum – “Fuzzbang”

Coliseum

ルイヴィルのオルタナ、ハードコア、パンク・バンド Coliseum が、2010年のアルバム House With A Curse 以来となる新作 Sister Faith をリリースします。”Fuzzbang” は、アルバムからの先行曲になります。リリースは、Temporary Residence から 4/30 です。ちょっと前に “Doing Time” もアップされていたようなんで、そちらもいっしょに貼っておきます。

[soundcloud url=”http://api.soundcloud.com/tracks/85923941″ params=”color=000000&auto_play=false&show_artwork=false” width=” 100%” height=”166″ iframe=”true” /] [soundcloud url=”http://api.soundcloud.com/tracks/81861407″ params=”color=000000&auto_play=false&show_artwork=false” width=” 100%” height=”166″ iframe=”true” /]

Black Pus – ‘All My Relations’ (Thrill Jockey)

All My Relations

2006年に初めてソロ作としてリリースした以降、これまでに8作ものアルバムを実はリリースしていたわけですが、その全ての作品を聴いていないのでなんとも言えませんが、基本的に Lightning Bolt での音楽性に近いものをやっていたと思う。独りでもこんだけできるんだぜっ!ってな感じで。しかも、初期の頃はサックスを用いて地を這うような音がわりと幅を利かせ、ズブズブな路線も少なくなかった。それが前々作にあたる Load Records からの Primordial Pus から、サックスの替わりにオシレイターをドラム・キットに組み込むようになってからは、音にも変化が出始める。オシレイター効果でベースラインは以前よりもスムーズなものに進化し、そして今回 Thrill Jockey からの All My Relations では、その変化以降で最もポップなものになったと言えるでしょう。Lightning Bolt で聴けるようなカオティックなドラミングは控えて、ある意味シンプルなリズム・パターンに抑え、先ほどのオシレイター・ベースとエフェクトを通過はしているが、ちゃんとヴォーカルと判断出来るもので表現し、今までになかったメロディすら感じれるようになった。そして、今回始めての試みとして一番大きい要素だとおもうが、プロデューサーも起用してスタジオ・ワークを重ねたこと。断然、バランスや構成に幅が出たのはその影響でしょう。疑うまでなく今まで一番完成度が高い。もしかしたら Lightning Bolt よりも、この先の発展があるんじゃないかとすら思えてくるよ。

7.5/10

[soundcloud url=”http://api.soundcloud.com/tracks/70726224″ params=”color=000000&auto_play=false&show_artwork=false” width=” 100%” height=”166″ iframe=”true” /]

Gevurah – “Flesh Bounds Desecrated”

Gevurah

ヘブライ語が元になっているバンド名のカナダのブラック・メタル・バンド Gevurah のデビューEP からの先行曲 “Flesh Bounds Desecrated” です。Gevurah とは、旧約聖書の生命の樹と同じものとして扱われることが多いセフィロトの樹を構成する10個のセフィラのうちのひとつで、神の力の象徴、数字は5、色は赤、金属は鉄、宝石はルビー、惑星は火星、図形は五角形、守護天使は “天空の外科医” カマエル・・って、まったくわかんないけど。まぁ、ブラックメタルらしいオカルト感を感じさせ、スクリーミングなスタイル。EP Necheshirion は、Profound Lore から 5/28 にリリース。

[soundcloud url=”http://api.soundcloud.com/tracks/84687378″ params=”color=000000&auto_play=false&show_artwork=false” width=” 100%” height=”166″ iframe=”true” /]

Death Grips – “Lock Your Doors”

[youtube http://www.youtube.com/watch?v=3VxNZswJRZs&w=640&h=360]

結局ミックステープとしてのリリースで終っている、Death Grips のイワクツキのアルバム No Love, Deep Web に収録の “Lock Your Doors” のビデオです。今年の SXSW でのパフォーマンスを元に制作された映像らしく、2分20秒までは曲は始まりません。