Gold Dime – “Easy”

ニューヨークを拠点にするトリオで、Talk Normal の Andrya Ambro と、Jessica Ackerley, Ian Douglas-Moore によるミニマル、アヴァン、サイケロック・トリオ Gold Dime が、デビュー・アルバム ‘Nerves’ を6/2に Fire Talk レーベルからリリースします。そちらの作品から収録曲 “Easy” が公開されていて、ディープなトライバル・リズムにノイズ・ギター、ドローン、そしたヴォーカルを加えた実験的なサイケサウンドを展開しています。

Robedoor – “The Tunnel”

Alex Brown と Not Not Fun 主催者 Britt Brown によるサイケデリック・ストーナー・デュオ Robedoor が、2013年のアルバム ‘Primal Sphere’ 以来となる新作アルバム ‘New Age Sewage’ を4/28に Hands In The Dark からリリースします。そしてそちらの作品から収録曲 “The Tunnel” を公開しました。ドローン・ノイズに遅いリズム、そしてヴォーカルも加えた曲です。

Jefre Cantu-Ledesma – “A Song Of Summer”

ドローン、アンビエント・プロデューサー、そして Root Strata レーベルの設立者である Jefre Cantu-Ledesma が、新曲 “A Song Of Summer” を公開しました。これまでもシューゲイズなどポップな要素はあったけど、今回は女性ヴォーカルも交えて、ふわふわドリームポップな世界から始まり、中盤から分厚いメロディックなノイズ・アンビエントへと展開し、またアンビエントなシューゲイズへと戻ってくる約10分の曲です。こちらの曲を収録したアルバム ‘On The Echoing Green’ は、Mexican Summer から6/16にリリースされます。

Tiny Vipers – “K.I.S.S.”

シアトル出身の女性シンガー、ミュージシャン Jesy Fortino によるプロジェクト Tiny Vipers が、2009年に Sub Pop からリリースした ‘Life On Earth’ 以来となる8年ぶりの新作アルバム ‘Laughter’ を5/5に Ba Da Bing Records からリリースします。その前作時まではアコースティック・ソング路線でしたが、新作からの先行曲 “K.I.S.S.” は、シンセ・ドローンとディープな彼女のヴォイスを乗せたサウンドへと変化しています。

Jessica Moss – “Glaciers I (Pt I)”

Silver Mt Zion のパーマネント・メンバーとして知られ、Black Ox Orkestar の結成メンバーでありなど、モントリオールのシーンで活躍し、最近では Southern Lord からリリースする Big Brave の作品にも参加していたヴァイオリン奏者 Jessica Moss がソロ・アルバム ‘Pools Of Light’ を5/5に Constellation Records からリリースします。ヴァイオリンの他にヴォイス、エフェクトを用いて瞑想的なアンビエント、ドローン・サウンドを展開する彼女の作品から、先行曲として “Glaciers I (Pt I)” が公開されています。

Growing – ‘Disorder’

ブルックリンのノイズ/アンビエント・プロジェクト Growing が、2010年にリリースしたアルバム ‘Pumps!’ 以来となる新作アルバム ‘Disorder’ を3/10に Important Records/Sonambient Archives からリリースします。前作は、Joe Denardo, Kevin Doria に Sadie Laska を加えたトリオ編成は変わらず、ドローニッシュなアンビエントを展開しています。デジタルではすでに発表済みで、全曲のストリームが公開されています。

Marcus Fjellström – “Skeleton Dance 2”

スウェーデン出身のコンポーザー、マルチメディア・アーティスト Marcus Fjellström が、Miasmah レーベルからは、2010年にリリースした ‘Schattenspieler’ 以来となる新作アルバム ‘Skelektikon’ を2/3にリリースします。そしてそちらのアルバムから新たな先行曲 “Skeleton Dance 2” を公開しました。クラシックの断片やループにドローン・ベースなどと組み合わせた実験アンビエント。先に出ていた曲も一緒にどうぞ。

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Braveyoung – “Wonderful”

オレゴンを拠点にするトリオ Braveyoung による最新曲 “Wonderful” が公開されました。自らの音楽をパンク・バンドのようなものと書いてありますが、実際はギター・フィードバックやオーケストラ、ドローン・レイヤー、そしてピアノなどで構成されたアンビエント作です。こちらの曲は、3/26に The Flenser からリリースされる新作アルバム ‘Misery and Pride’ からの先行曲となります。

Gailes – “Surface Variations In The Snowfall”

以前、Orcas の名前で、Morr Music からリリースしていた、Rafael Anton Irisarri と Benoit Pioulard の2人が、それとは別コラボレート名義 Gailes としてアルバム ‘Seventeen Words’ を2/24に Ba Da Bing からリリースします。こちらの名義では、どうやらドローンやアンビエントなど、実験的なサウンド路線のようで、先行曲 “Surface Variations In The Snowfall” もゆっくりとプロセスするドローン・アンビエント曲です。

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Wolf Eyes – “Undertow”

ベテラン・ノイズ・トリオ Wolf Eyes が、2015年に Third Man Records からリリースした作品 ‘I Am A Problem: Mind In Pieces’ に続き、新しいレーベル Lower Floor Music を立ち上げて自らの新作アルバム ‘Undertow’ を3/24にリリースします。そしてそちらの作品から、タイトル曲 “Undertow” を公開しました。ディープなノイズ・アンビエント/インダストリアル、サイケデリック・サウンドに、スポークンワーズが重なる渋めの曲です。