Gnod – “Somnambulist’s Tale I (Excerpt)”

マンチェスターで、2006年に結成され、Rocket Recordings などからのアルバムの他、マイナーなレーベルからスプリット作や、CDr作品などを多数リリースしているサイケデリック・コレクティヴ Gnod が、新作アルバムをベルギーのアンビエンス系レーベル Aguirre Records からリリースするようです。そのアルバム ‘The Somnambulist’s Tale’ は、ABサイド、それぞれ1曲構成の実験的要素強めな作品になるようで、その一部が先行でストリーミングできます。サイケデリック、フォーク、クラウトそしてドローンを交えた瞑想的な曲。アルバムのリリースは、2/1 だそうです。.

Love Cult – “My Boy”

ロシアのカレリア出身の Anya Kuts と Ivan Afanasyev によるデュオ Love Cult の新曲 “My Boy” が登場。Public Information からリリースされた前作からは変化があり、テープ・ノイズともっさりしたサンプルをメインにしていたサウンドに加え、薄めの4/4レイアウトを加えたものへとなっています。こちらの曲を収録した新作EP ‘Know EP’ は、Night School Records から、1/13 にリリースです。.

Raum – “In Stellar Orbit”

先日の Helen としての課外活動リリースに続き、Grouper こと Liz Harris が、もうひとつ別プロジェクト作をリリースします。Raum は彼女と、Tarentel, The Alps, Portraits などのメンバーとしての経歴があり、ソロ作もリリースし、Root Strata レーベルを運営する一人である Jefre Cantu-Ledesma とのコラボレート・プロジェクト。Raum のアルバム ‘Event Of Your Leaving’ が、11/15 に Glass, house からリリースになります。現在作品からの音源が2曲アップされておりますよ。

Excepter – “Christisland”

ちょこちょこなんかリリースがあったけど、今度は完全復活のリリース。2008年の ‘Dept Dept.’ 以来となる Excepter のスタジオ作が遂にリリースされます。現在メンバーは様々な街に点在しておりますが、この作品は、デンマークはコペンハーゲンで 2012年の7, 8月に Niels Kristian Eriksen によって録音されたもの。こちらのEPは、”Christisland” と “Beargarden” の長い曲が両サイドに1曲づつ収録されているようで、ストリーミングはそれらの抜粋ヴァージョンとなります。新作EP ‘Christisland’ は、コペンハーゲンの Escho と Cejero レーベルの共同で 11/18 にリリース。

Ensemble Economique – “Play All OUR Water”

RV Paintings, Starving Weirdos のメンバーでもあるサンフランシスコのアーティスト Brian Pyle によるソロ・プロジェクト Ensemble Economique の最新曲 “Play All OUR Water” は、ダーク・サイケなドローン・サウンドに、民族系ミニマル・パーカッションとスポークンワーズを加えたいつもながらのディープな曲。こちらの曲は、Dekorder レーベルが現在設立10周年を記念して限定リリースしている、’Hybrid-Vinyl’ 12インチ・シリーズからの作品で、 Alan Radio, Kemialliset Ystävät に次ぐシリーズ第3弾。このシリーズには今後、Leyland Kirby, Excepter, Sonic Boom (EAR), Bill Kouligas (PAN Records), Vindicatrix そして Black To Comm のリリースが控えているようです。

Ô Paon – “C’est Grave”

ちょっと前にリリースされた、女性シンガーをフィーチャーした Aidan Baker のアルバム ‘Already Drowning’ に参加していた、Geneviève Castrée による Ô Paon の新作EPから収録曲 “C’est Grave” です。このEPは、メルボルンのアーティスト Gus Franklin、カナダのアーティスト Kicholas Krgovich と制作したもので、いつもの彼女の作品よりはある意味ポップかもしれないけど、ダーク・サイケデリック〜フリー・フォークな路線は保たれています。

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Gabriel Saloman – “Boots On The Ground”

ヴァンクーヴァーを拠点にするアーティスト Gabriel Saloman は、 Pete Swanson とのドローン/エキスペリメンタル・デュオ Yellow Swans の片割れだった人物としてよく知られているでしょう。解散後、2012年に Miasmah レーベルからソロ・アルバムをリリースしておりましたが、再び同レーベルから新作アルバムをリリースします。”Boots On The Ground” は、新作からの先行曲になりまして、重たいドローン・ベースを基本としたダーク・アンビエンスに始まり、中盤から激しいドゥーム・ノイズ・ギターが重なるもの。アルバム ‘Soldier’s Requiem’ は、Miasmah Records から 11/8 のリリースです。

Noveller – “No Dreams”

ブルックリンを拠点にする女性ギタリスト Sarah Lipstate による Noveller が、新作をリリースします。Weird Forest Records からリリースされた ‘Glacial Glow’ が2011年だったので2年振りです。アルバム・タイトルと同名の “No Dreams” が先行でアップされておりまして、ドープなサイケ・ギター・ワークと綺麗なシンセ?のトーンで重ねたもの。6作目のアルバムとなる ‘No Dreams’ は、来週 10/22 に Important Records からリリースです。