LAを拠点に活動するエレクトロニック/シンス・ポップ・アーティスト、Catherine Moan(Angel Jefferson)が、ニュー・シングル『Enemy』をミュージックビデオと共に公開しました。この楽曲は、Born Losers Recordsから7月31日にリリースされる待望のセカンド・アルバム『CM Ultra』からの先行トラックです。今作『CM Ultra』では、80年代ニュー・ウェーブや00年代シンス・ポップ、現代のエレクトロニック・ダンス・ミュージックを融合させた彼女独自のサウンドが進化を遂げており、デビュー作を大きく上回るプロダクションとソングライティングを披露しています。
軽快なポップ・ソングのように聴こえる一方で、歌詞にはメディアによる心理的攻撃や、アメリカにおけるクィアの人々に対する政治的キャンペーン、そしてその現実に直面する彼女の葛藤が深く反映されています。Jefferson自身はこの『Enemy』について、個人的および組織的なレベルでの「見捨てられること」と、それによって生じる怒りや感情を描いた曲であると説明しています。信頼していた政治家がトランスジェンダーやクィアの人々、危機に瀕したマイノリティを権力掌握の交渉材料にしている現状や、大切な友人たちを不可解な形で失った経験からインスパイアされており、他者から背を向けられた際の混乱や痛み、そして相手を「敵(Enemy)」とみなすことでしか消化できない複雑な心情が表現されています。
