Sea Oleena – Shallow (Lefse)

歯を抜いた。生まれて初めての経験なので、この日が来るまでは恐怖心にかられる毎日だったから、それから解放されると思えばスッキリさはあった。ただ実際のオペが始まるまでの話しですが。麻酔のおかげで実際の歯にかかる痛みはほとんど無い。だけども歯抜き器具が唇とかに絡んできたり、勢いでガンって他の歯とかに当たるのが痛かったり怖ったり。そして顎が外れそうなぐらいの負荷がかかるのが、おいーって感じでビビった。全てが終わり真の開放感。帰ってきてガンて当たってきたりギーンって鳴っていたあの器具は何だったんだろうと調べると、親知らず引っこ抜き作戦の図解や実際の器具が出てきて、そういう技だったのかあと全容が掴めて納得。行く前に見ておけば良かった、歯医者って何されてるか分らないのが怖いんだよね。今は歯痕と顎の痛みで食が取れないのと酒が飲めない状況に生きた心地がしない。 穏やかな気分に慰めたくてこれを聴く。確かこのお姉さんはまともなリリースは今回が初めて。デジオンリー時代から今作までちょっと間があったから、一瞬誰だっけ?ってかんじだったけど、声を聞いて思い出した。先行で出ていた曲はそんなに引っかからず期待していなかったが、通して聴くと更に何も無かったように終っていき、期待通り。この無色透明の何も邪魔をしない音と歌声は、ノンアル中に最適。

Razen – “Holographic Riddance”

もうリリースしないのかと思ってました。ベルギーの KRAAK から久々のリリースは、レーベルお馴染み Kim Delcour と Brecht Ameel によるミニマル・サイケ・デュオ Razen の新作です。少し前に Deep Distance レーベルから限定盤が出ていましたが、こっちはちゃんとしたアルバムだと思います。とりあえず今聴ける先行曲 “Holographic Riddance” は、シンセ度が高い曲ですが、全体はどうなることでしょう?.

Katrina Stonehart – “A Two”

女性の名前とおもいきや、シカゴを拠点にする Drew Ginson によるソロ名義である Katrina Stonehart。この方は、昨年 Fire Talk かrリリースしていたローファイ・バンド Baby Birds Don’t Drink Milk に在籍するひとでもあるのです。そんな彼が間もなくソロ・アルバムをリリースするようで、アルバムからアンビエンス・フォークな楽曲とヴォーカルによる曲 “A Two” がアップされています。 セルフ・タイトルのアルバムは Fire Talk から11/4に限定100枚でリリース.

Ian William Criag – “On the Reach of Explanations”

音楽の他に絵も描いてるヴァンクーヴァーのアーティスト Ian William Criag がリリースするアルバムからの曲 “On the Reach of Explanations” です。Fennesz や Tim Hecker 路線の哀愁ノイズ・アンビエントにオペラ的なヴォーカルを混ぜ込ませた曲でなかなかです。アルバム ‘A Turn of Breath’ は、Recital からリリース.

Dirty Beaches – “Displaced”

昨年のダブル・アルバム ‘Drifters/Love Is The Devil’ に次ぐ新作を遂にリリースする Dirty Beaches。新作アルバム ‘Stateless’ は、4曲構成のインスト作だそうで、収録曲 “Displaced” の抜粋がアップされています。で、Phill Niblock や György Ligeti なんていうアーティストを引き合いに出されているように、まさかのミニマル・ミュージック路線なのです。しかも “Displaced” は、 Father Murphy や Gomma Workshop などのアヴァン・バンドのメンバーで知られるイタリアのミュージシャン Vittorio Demarin とのコラボレート曲だそうで、Demarin のヴィオラの演奏と Hungtai のサックスの演奏による本気のミニマル・ミュージック。コンセプト作としての位置付けかもしれないけど、なかなかやってくれます。アルバム ‘Stateless’ は、Zoo Music から11/4にリリース.

Bing and Ruth – “The Towns We Love is Our Town”

Bing and Ruth は、ブルックリンを拠点にする7人組のミニマリスト楽団。この写真にはもうちょっと多くの人が写っていますが、ライブ時にはメンバーが増えるのかな?見た感じのように、クラシックな生演奏の人達と、ピアニストでフロントマン David Moore によるピアノ等の演奏を交えた美しくミニマルなアンビエント。彼等のアルバム ‘Tomorrow Was the Golden Age’ は、RVNG Intl. から10/14にリリースになります.

1 49 50 51 52 53 58