LA、シアトル、シカゴに散らばっても、LAのスタジオからギリシャのヒドラ島まで渡り歩きながら。Chastity Beltが長年の絆と直感だけを頼りに編んだ『All My Friends』より、楽観と憂鬱のあいだを漂う「To Decide」が到着

シアトル出身のインディー・ロック・バンド Chastity Beltが、通算6作目となるニュー・アルバム『All My Friends』のリリースを発表し、先行シングル「To Decide」を公開しました。「すべてがうまくいくと安心した今、決断する意欲を失ってしまった」という一文から芽生えた本楽曲は、物憂げでヘイジーな心地よい揺らめきの中に、陰鬱さと眩い光が交錯するギター・リフとLydia Lundの清らかな歌声が滑らかに漂う作品です。

アルバム『All My Friends』は、15年間にわたり活動を共にしてきたバンドの「友情」を最大のテーマに掲げた意欲作です。メンバーがロサンゼルス、シアトル、シカゴの3都市に拠点を散らしながらも、LAのスタジオやギリシャのヒドラ島など多角的な場所で時間をかけて制作されました。長年の絆が生み出す即興性と直感を頼りに構築されたサウンドは、初期のスピリットを感じさせる生々しさと、成熟した豊かな情感を併せ持っています。

作品全体を通して、日常の不確実性や大人としての生き方に直面しながらも、お互いをかけがえのない存在として讃え合う温かい哲学が貫かれています。甘く切ないメロディと緻密なバンド・アンサンブル、そして楽観と憂鬱の絶妙なバランスが描かれており、長年友情を育んできた彼女たちだからこそ到達できた、深く寄り添うようなアルバムに仕上がっています。


Chastity Belt – “To Decide”

シアトル出身のインディー・ロック・バンド Chastity Beltが、ニュー・アルバム『All My Friends』からの先行シングルとして「Designs」とともに公開した「To Decide」は、物憂げでヘイジーな心地よい揺らめきを携えた楽曲です。「すべてがうまくいくと安心した今、決断する意欲を失ってしまった」という一文から着想を得て制作されており、陰鬱さと眩い光が同居するリフの上を、Lydia Lundの軽やかで清らかな歌声が滑らかに漂う作品に仕上がっています。

併せて公開された映像やサウンドトラックの質感は、長年培ってきたバンドの深い信頼関係と友情を鮮明に映し出しています。ロサンゼルス、シアトル、シカゴという3都市に拠点を散らしながらも、ヒドラ島でのセッションやスタジオでの即興性を活かして作られた本作は、物事を考えすぎることと楽観視することの間で揺れる複雑な感情を優しく包み込み、Chastity Beltらしい甘く切ない余韻を残します。


Delivery – “Measuring Cup”

オーストラリアのポストパンク/ガレージ・ロックバンド Deliveryが、MelbourneのYork Street Studiosでレコーディングされたニュー・アルバム『Zone 3』のリリースを発表し、アルバムのオープニングを飾る先行シングル「Measuring Cup」を公開しました。Amyl and the SniffersやCourtney Barnettを手掛けたDan Luscombeをプロデューサーに迎え、Stefan Blairがエンジニアを担当した本作は、パンク・ロックの鋭いパンチ力を全身で浴びせるようなエネルギッシュで中毒性の高いナンバーです。

公開されたミュージックビデオとともに届けられる本作は、路上でのタフなツアーを経て一段とビルドアップされた5人組としてのグループ・サウンズの勢いを存分に示しています。厳格なビートとエッジの効いたギターワーク、そしてクールでありながら衝動的なヴォーカルが駆け抜け、街の夜の熱気や躍動感を可視化したようなスリリングで疾走感あふれる映像作品に仕上がっています。

ロックダウン中のプロジェクトから、オーストラリア屈指の勢いあるギターバンドへ。メルボルンのDeliveryが新作『Zone 3』を発表し、Dan Luscombeと仕上げたオープニング曲「Measuring Cup」でいきなり全力で駆け出した

オーストラリアのポストパンク/ガレージ・ロックバンド Delivery(デリバリー)が、待望のニュー・アルバム『Zone 3』のリリースを発表し、そのオープニングを飾る先行シングル「Measuring Cup」を解禁しました。MelbourneのYork Street Studiosにて、Amyl and the SniffersやCourtney Barnettを手掛けたDan Luscombeをプロデューサーに迎えて制作された本楽曲は、パンク・ロックの強烈なパンチ力と圧倒的な疾走感で聴き手を魅了するインパクト抜群のナンバーです。

アルバム『Zone 3』は、ロックダウン中のプロジェクトからオーストラリア屈指のエネルギッシュなギターバンドへと変貌を遂げた彼らの新たな章の幕開けとなる作品です。長期間にわたるツアーを経て執筆・レコーディングされた本作は、バンドとしての揺るぎない自信と高まった一体感を捉えており、これまでに築き上げたサウンドの枠組みを超えて挑戦する冒険心にあふれています。

サウンド面では、街灯が最も眩しく輝く夜の都市をイメージして構築されており、ドラムマシンのビート、シンセのパルス音、エッジの効いたギター、催眠的なベースラインが絶妙に融合しています。クールな佇まいと衝動的な切迫感が交錯するヴォーカルとともに、夜のクラブや満員のダンスフロアへと誘う全40分間の濃密なサウンドトリップが展開される、前進を続ける彼らならではの大胆な意欲作となっています。

Pillow Queens – “Kiss Kiss”

Pillow Queensが、Royal Mountain Recordsより2026年9月30日にリリースされたニュー・シングル「Kiss Kiss」を解禁し、あわせてミュージックビデオを公開しました。本作は愛と欲望の初期衝動を混乱混じりに凝縮したダイナミックな楽曲で、BlurやThe Dandy Warholsといった90年代バンドのバッグ・スタイル特有の洒脱さ、Thievery Corporationの歪んだ残響感、そしてSharon Van Ettenを思わせるムード満点のベース・サウンドが巧みに交錯しています。「欲望と愛が理性を凌駕する」とバンドが語る通り、情熱と不確実性の狭間で放たれるエモーショナルな熱量が全編に満ちています。

Pam Connolly、Cathy McGuinness、Sarah Corcoranの3人体制へと移行した彼女たちは、ドラムマシンやループを用いた新たな制作アプローチを導入し、サウンドの領域を果敢に拡張しています。MobyやFatboy Slim、Chemical Brothersといった意外な影響を血肉化させた重厚なオルタナティヴ・ロックを展開。併せて公開された映像とともに、バンドの新たな章の幕開けと更なる進化を力強く印象づける刺激的な作品に仕上がっています。


10年以上カオスを壊しては組み直してきたロンドンの4人組USA Nailsが、新作『Routine Flesh』を。老いや病、ネットでの過激化まで、肉体と精神を形づくるものを掘り下げる一枚から、先行曲「The Lubricant Of Self-Hate」が届いた

ロンドンのノイズ・ロック4人組、USA Nailsが、2027年2月にリリース予定のニュー・アルバム『Routine Flesh』より、先行シングル「The Lubricant Of Self-Hate」を公開しました。One Little Independent RecordsおよびSKiN GRAFT Recordsからリリースされる本作は、10年以上にわたり独自のカオスを解体・再構築してきたバンドの健在ぶりを示す刺激的な新曲です。

アルバム『Routine Flesh』は全12曲で構成され、加齢や病、トラウマ、宗教、オンラインでの過激化など、人間の肉体や精神を形づくる様々な要因や「死(mortality)」をテーマに深く掘り下げています。私たちがどのような人間になるのか、果たしてどれほどのコントロール権を自ら握っているのかを問う、重厚で概念的な作品となっています。

サウンド面では、歪んだベース、不協和音を打つギター、無表情かつ吐き捨てるようなヴォーカル、力強いビートといった彼らの核心を守りつつも、モートリックな反復やポストパンク的アプローチを導入。アグレッシブなノイズの隙間に予期せぬ柔らかさやストレートな表現を覗かせるなど、サウンドの振れ幅をさらに広げた意欲作に仕上がっています。


USA Nails – “The Lubricant Of Self-Hate”

ロンドンを拠点に活動するノイズ・ロック4人組、USA Nailsが、2027年2月にリリース予定のニュー・アルバム『Routine Flesh』からの先行シングルとして「The Lubricant Of Self-Hate」を解禁し、あわせてミュージックビデオを公開しました。本作はOne Little Independent RecordsおよびSKiN GRAFT Recordsからの共同リリースとなり、10年以上にわたり培ってきた鋭利なノイズ・ロック・サウンドの更なる進化を予感させる注目の楽曲です。

ギタリスト兼ヴォーカルのSteve Hodsonらの手がける本作は、歪んだベースや不協和音を奏でるギター、力強いリズムが織りなす重厚なサウンドメイクが特徴的です。加齢やトラウマ、肉体の衰えといった人間の生と死をテーマに掘り下げるアルバム『Routine Flesh』の世界観を凝縮した、アグレッシブかつ刺激的な映像作品とともに強烈なインパクトを残す一曲に仕上がっています。


トロントのダンス・ロック・デュオDeath From Above 1979、約6年ぶりのニュー・アルバム『Private Lives』を2027年1月に古巣Last Gang/MNRKからリリース、プライバシーの宣言を掲げたタイトル曲も解禁

トロント 出身のダンス・ロック・デュオ Death From Above 1979 が、2021年の『Is 4 Lovers』以来、約6年ぶりとなるニュー・アルバム『Private Lives』を2027年1月29日に古巣レーベル Last Gang/MNRK よりリリースすることを発表しました。併せて解禁されたタイトル曲「Private Lives」は、過剰な露出が求められる現代社会における「プライバシーの宣言」をテーマに掲げた、鋭くアブレシブな意欲作となっています。

結成25周年を迎えた彼らが手がける本作は、傑作デビュー作『You’re a Woman, I’m a Machine』の20周年記念ツアーや『The Physical World』の10周年記念公演を経たことで、バンド本来の根幹にあるサウンドへと立ち返り制作されました。メンバーの Sebastien Grainger と Jesse F. Keeler が温めてきた未発表のデモ音源に新たな息吹を吹き込んだ楽曲群が中心となっており、ブラジル/カナダ のインディー・エレクトロ・ユニット CSS とのコラボ曲「Mystery」なども収録されます。

過去の楽曲を演奏するなかで生まれた刺激と初期衝動が結実したアルバム『Private Lives』は、原点回帰でありながらもかつてない活力をたたえた作品に仕上がっています。先行シングル「Private Lives」の持つ強烈なエナジーは、彼らがシーンで築いてきた唯一無二のポジションとアグレッシブな進歩を証明するものとなっています。


Death From Above 1979 – “Private Lives”

カナダ 出身のダンス・ロック・デュオ Death From Above 1979 が、約6年ぶりとなるニュー・アルバムのリリースを発表し、タイトル曲となる新曲「Private Lives」とそのミュージックビデオを解禁しました。デンマーク の俳優 Kim Bodnia が出演するビジュアルとともに公開された本作は、過剰な情報開示が求められる現代社会に対するプライバシーの宣言をテーマにした、アブレシブで衝動的なトラックとなっています。

1stアルバム『You’re a Woman, I’m a Machine』の20周年記念ツアーなどを経て、バンド本来の原点たるサウンドへと回帰した彼ら。「Private Lives」は、これまで温められてきた未発表のデモ音源に新たな息吹を吹き込んだものであり、2027年1月29日に古巣レーベルである Last Gang/MNRK からリリースされる同名アルバムの幕開けを飾る強力な作品に仕上がっています。


Cursive – “Wounded Animal”

ネブラスカ 出身のポスト・ハードコア・バンド Cursive が、10月30日に自らのレーベル 15 Passenger Records よりリリースされる映画サウンドトラック『Who’s Watching (Original Motion Picture Soundtrack)』から、新曲「Wounded Animal」とそのミュージックビデオを公開しました。本作は、リードボーカルの Tim Kasher が脚本・監督を務めた心理ホラー映画『Who’s Watching』の全編を通して使用されているメイン・インストゥルメンタル・テーマを、フルバンド仕様でアレンジしたトラックとなっています。2024年の10thアルバム『Devourer』以来の楽曲リリースであり、映画のサントラA面には映画に登場する架空のバンド Toxic Cock Syndrome の楽曲が、B面にはアンダースコア(劇伴)が収められています。

映画『Who’s Watching』は、男性の視線(メイル・ゲイズ)やストーカーの定型描写を題材とした作品で、ブルックリン・ホラー映画祭で主演男優賞を受賞した Zachary Ray Sherman のほか、Gracie Gillam や Olivia Luccardi らが出演しています。同職の女性に執着し、彼女を題材にした映画を作るために密かに生活のすべてを記録していく風変わりなミュージシャンの物語を描いており、「Wounded Animal」のビジュアルやサウンドも、映画が持つスリリングでダークな世界観を補完する重厚な作品へと昇華されています。