10年前に書かれた歌が今。「Readjust」でCarmen Perryがソロの扉を開く

10年前に書かれた歌が今。「Readjust」でCarmen Perryがソロの扉を開く

Remember Sportsのヴォーカリスト、Carmen Perryがデビューアルバム「Eyes Like a Mirror」を発表しました。LPはMtn Laurel Recording Co.より6月6日にリリース予定で、このニュースと共に新曲「Readjust」も公開されました。

結成から10年を経てリリースされた「Readjust」は、Perryがフィラデルフィアに移住してからの道のりを映し出す鏡のようです。彼女の歌詞は彷徨い、問いかけ、何度も不安げですが、それを歌う声には、ゆっくりとした時の流れの中でしか得られない成熟した自信が宿っています。それは古い歌であり、気楽に弾き語れるような、古いフォトアルバムを見ながら口笛を吹きたくなるような懐かしいメロディーです。エコーのかかったギターのフレーズと壮大なブレイクダウンで飾られた「Readjust」は、若々しいナイーブさではなく、成長の過程における回顧として、満たされ、気ままな印象を与えます。

Perryはこの曲について、「『Readjust』は、約10年前に初めてフィラデルフィアに引っ越した時、人生で何をしたいのか全く分からなかったけれど、何でも試してみたかった時に書きました。今聴くと、若くて目標がなかったけれど、どんなにひどく失敗しても、人生の断片は必ず収まるだろうという自信を持っていた頃のことを思い出します」と語っています。

Perry自身と、Michael Cormier-O’Leary(Friendship、Hour)、オーディオエンジニアのLucas Knapp(Friendship、Hour、Florry)がプロデュースした「Eyes Like a Mirror」は、人生の無限の可能性への献身であり、過去の冒険を祝福しながら、まだ来ぬすべての冒険に意欲的です。Perryは、Remember SportsのバンドメイトであるCatherine DwyerとJack Washburn、2nd GradeのPeter Gill、FriendshipのJon Samuels、BoosegumpsのHeeyoon Wonなど、幅広い友人やコラボレーターを迎え、この機会を記念しています。Perryはこのレコードについて、「Eyes Like a Mirrorは、成長し、最も愛する人々の目を通して自分が何者であるかを学ぶことについてのアルバムです」と詳しく語りました。