review Born Ruffians – Uncle, Duke & The Chief

もう昔の話にはなりますが、彼らのデビュー作がWarpから出たことは未だもって謎だと思っている。レコ屋時代の当時、普段のエレクトロニック路線のWarpを営業してくる人が、このバンドを推してきても絶対いいと思ってないでしょって感じで、違和感があったものです。まぁ、このバンドが悪いわけではないんですがね。でもって、その後は地元の順当なレーベルに移籍してそこから3作目になる本作ですが、相変わらず何を持ってBorn Ruffiansなのか分からない感じで、とてもらしい作品。こんなことを言って申し訳ないが、彼らみたいなバンドがずっと活動できる環境があるとしたら、音楽国家カナダって本当にいい国だなって改めて思う。