何故、彼がKrankyを離れたのか未だに謎。今回の作品を聴いて更にその気持ちが深まるばかり。そして今回は先鋭レーベルからのリリースってことで、レーベル側の今後の狙いに利用された感もありますが、まぁ前作のところよりは全然いいかな。基本的にKranky当時から変っていない暗くて室内楽やミニマル・エレクトロニクスを交えた歌もの。彼がLowやMount Eerieくらいの歌唱力があったら感情移入しやすけが、ボソボソと歌う、ちょっと距離感のある感じがいいんですよね。でもこの距離感って、Krankyがずっとやってきたものだと思うんだけどなあって思うけど、ってしつこいか。 7.0