20. Los Angeles Police Department – Los Angeles Police Department (Forged Artifacts)
カセット・レーベルが初めてヴァイナル・リリースを決断した作品であるのがよく分かる。いい音楽、いいバンドとの出会いは地道な活動が物を言うのですね。
19. The Skygreen Leopards – Family Crimes (Woodsist)
ここのレーベルから出るかと、ちょっと予測していなかったがこれは結果大成功。彼等自身も心境に変化があったかもしれないが、久々に帰ってきたと思ったらふっ切れてかなりポップス。
18. The Gotobeds – Poor People Are Revolting (12XU)
今年のノーマーク組バンド中で最も熱かった。ある意味2014年だから出来上がった音楽だし、そう意味では彼等みたいのが現在のオルタナ最右翼でしょう。
17. King Gizzard And The Lizard Wizard – I’m In Your Mind Fuzz (Castle Face)
今年もう一枚出ていますが、3部作の最後ってことでこちらを選びました。3作品全部聴くとこの作品のコンセプトが見えてくるが、そんなの関係なしにかっこいいんだよ。
16. Dylan Shearer – Garagearray (Castle Face/Empty Celler)
争奪戦の結果?今回からレーベルまたぎになりましたが、みんなが欲しがるのがとても分ります。極めてた歌作りが実に素晴らしい。この人はもっと評価されてもいいと思うけどな。
15. Wand – Ganglion Reef (God?)
Ty Segall門下生的存在ですが、その位置からすぐに卒業を果たしそうなくらいデビュー作にて高い完成度。来年早々に別レーベルから新作が待っているっていう事実が全てを物語っている。
14. Woods – With Light And With Love (Woodsist)
ちょっと時間を空けて、メンバーも若干シャッフルして、今のWoodsを真正面から出したような作品。今後もゆっくりやってくれたらいんじゃないかな。
13. Laura Jean – Laura Jean (Chapter Music)
彼女に限らず女性でフォークっぽいシンガー・ソングライターは世界中から現れてきてますが、女性の武器だけじゃない才能を感じさせてくれるシンガーのひとりです。
12. Big Ups – Eighteen Hours Of Static (Dead Labour/Tough Love)
こらは10年周期に確実に乗ったバンド。10年前の人達もまだまだ現役で活動してるけど、やっぱり若くないと出せない音がある。これもアメリカン・インディ/オルタナの美しく現在形。
11. King Tuff – Black Moon Spell (Sub Pop)
この人は先行イメージが強すぎて善くも悪くも損してる。アルバム全14曲、結構色々とやってるんで、ひとつの曲で印象を決めてもらっては困ります。