ベルギーのジャズ・インディーズシーンを牽引する名門レーベル W.E.R.F. records から、キーボード奏者のPascal N. PaulusとドラマーのJean-Philippe De Gheestによるインストゥルメンタル・デュオ、BÀÀN(バーン)のニューシングル『Club Set III』がリリースされました。彼らはアンビエント、サイケデリック、ジャズ、そしてロックといった多種多様なジャンルを一本の糸のように編み込み、聴き手を優しく包み込むような、陶酔感に満ちた独自の音楽的ブランケットを作り出しています。
本作では、Pascalの描く幻想的な鍵盤のレイヤーと、Jean-Philippeの繊細かつダイナミックなドラミングが共鳴し、まるで別の宇宙へとゆっくりと漂流していくかのような感覚をリスナーに与えます。「Club Set」の名を冠しながらも、単なるフロア向けのトラックに留まらず、オーガニックなインプロビゼーション(即興演奏)と深く沈み込むような音響設計が融合。穏やかな高揚感のなかで、静かに、しかし確実に日常の意識をどこか遠くへと連れ去ってくれるディープな仕上がりとなっています。
