The Everywheres – “Easy Bells”

前回ポストしたときは、見当たらなかったのですが、今回の新曲の際にそれらしきアー写があったので改めて。オースチンのソングライター Samuel Hill 率いるサイケフォーク・バンド The Everywheres がデビュー・アルバムから、新たな音源 “Easy Bells” は、ガレージ・サーフサイケな曲。セルフ・タイトルのアルバムは、Father/Daughter Records から、6/25 のリリースです。

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Hospital Ships – “If It Speaks”

カンザス、ローレンスの Jordan Geiger のソロ・プロジェクトとして始まった Hospotal Ships ですが、現在はバックバンド3名を加えて4ピースになっています。彼等の2年ぶりとなる新作 Destruction In Yr Soul からのセカンド・カット “If It Speaks” は、アグレッシヴでエモーショナルなオルタナ・ロック路線。Destruction In Yr Soul は、Graveface Records から、6/18 にリリース。

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The Dodos – “Confidence”

先日 Polyvinyl にレーベルを移籍したアナウンスがありましたが、新作アルバムよりファースト・トラックが “Confidence” がアップされた USインディ・ロック/フォーク・デュオ The Dodos です。以前よりもパワフルになったような印象があります。通算5作目となるアルバム Carrier は、Polyvinyl Records から、8/27 にリリース。

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Pure X – ‘Crawling Up the Stairs’ (Acéphale)

そもそもは Pure Ecstasy と名乗っておりましたが、改名と共に音楽的にも少し変化をしてましたね。でも、前作から2年ぶりとなる本作 Crawling Up the Stairs では、かなり変動があるではないでしょうか。 彼等が今回新たに手に入れたものはある種のフォーク。奏でられる音がアコースティックなギターが目立つようになったのと、照準を歌の部分に持ってきており、今までのような始まりや終わりも無いような、ぼんやりとしたものからは、かなり中心に音が寄っております。ですが、そのぼんやりと揺らぎのある感覚は残されており、それが Pure X の一番の要素になってることには変りありません。けだるさの中に見え隠れるする夢うつつなソウル。だけど、完全に信用して身を任せていると、たまに突き放すようにロックンロールが騒ぎ出す。全体像はフォークを身にまとい平たい印象だけど、彼等の歩調に合わせてゆっくりと聴いていると、不可思議な音で組み合わさってることに気付く。たぶん、メイン・ヴォーカルも曲によって違うと思われ、いい意味でアバウトな感じで、想像してた以上に幅広い。ここへの到達はとても面白いし、想定外。少なくとも自分は今まで体験したことのない時間でした。

9.0/10

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The Moondoggies – “Red Eye”

THE MOONDOGGIES

シアトルを拠点にするオルタナ、ガレージ・ポップ・バンド The Moondoggies が、 2010年の Tidelands 以来となる新作をリリースします。こちらもオルガンが鳴るサイケポップな曲 “”Red Eye” を収録したアルバム Adios, I’m a Ghost は、Hardly Art から 8/13 のリリースです。

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Pikelet – “Pressure Cooker”

Pikelet

メルボルンを拠点にするサイケ・ポップ・バンド Pikelet が、2010年のアルバム Stem 以来となる通算3作目となる新作をリリースします。 オルガンの音色が心地好い、浮遊感ある先行曲 “Pressure Cooker” を収録したアルバム Calluses は、Chapter Music から 8/16 にリリースされます。

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Jackson Scott – “Sandy”

Jackson Scott

ノースカロライナ、アッシュヴィルのソングライター Jackson Scott のデビュー・アルバムからの音源です。先行曲 “Sandy” は、Atlas Sound にも比較されるサイケ・フォークなローファイ・ソング。デビュー・アルバム Melbourne は、Fat Possum から 7/23 にリリース。

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Barbarossa – “Turbine”

Barbarossa

ロンドンを拠点にするシンガー・ソングライター James Mathé によるソロ・プロジェクト Barbarossa が、2008年のアルバム Chemical Campfires 以来となる新作アルバムをリリースします。彼は、José González のライブ・バンド・メンバーでもあります。前作の頃はアコースティック路線でしたが、新作は、ドラム・マシーン、カシオトーン、アナログ・シンセ等を用いたエレクトリックな路線になってるそうで、先行曲 “Turbine” でそれが確認できます。アルバム Bloodlines は、Memphis Industries から、8/8 にリリースです。

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Small Black – ‘Limits of Desire’ (Jagjaguwar)

Limits of Desire

今さらですけど、Small Black って、Big Black を意識した名前じゃないですよね。元大黒さんの角刈りおじさんがやっている現有バンドの新作が久々に出るそうで、そっちも楽しみですが、その前に小黒さんの新作です。彼等のことを語るときの必須ワード Washed Out よりも早い段階で現在の4人組に変え、デビュー作から3年間貯めての2作目。でも、そもそも Small Black を始めた Josh Kolenik と、途中から加わった2人は、Small Black 以前に共に同じバンドに在籍していたので、バンド内の関係は結構長かったりするのですね。Washed Out は、現在の早い流れに取り残されまいと思う結果、無理矢理バンド編成にしたりして、(ライブに関してですが)なんか焦りみたいなものを感じてしまったが、Small Black の本作 Limits of Desire を聴いた時、凄く落ちついているなあと感じた。それはバンド内の信頼関係が早くから築き上げられていたかもしれないし、またはある種の開き直りみたいなものも感じる。バンドであることをあまり意識せず、彼等の持ち味であるエレポップな要素を壊すことなく制作されていて、リズミカルだしエレクトリック色が強い。そして初期のチルウェーヴ云々なぼんやり感は減り、明確なエレポップに向った。実際のライブではもっと生音感がきっとあるんだと思うが、作品としてこの結果に不満はありません。ただ裏を返せば、4人組である理由が薄いのも事実ですが。

7.0/10

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Scott & Charlene’s Wedding – “Fakin’ NYC”

Scott Charlenes Wedding

先日ポストした企画盤EP に続いて、今度は新作フルアルバムが出るようです。オーストラリア出身でニューヨークに住む Craig Dermody によるソロ・バンド Scott & Charlene’s Wedding の新作アルバム Any Port in a Storm は、7月に Fire RecordsBedroom Suck Record からリリースされ、現在先行曲として Pavement 系のローファイ・ナンバー “Fakin’ NYC” が以下でストリーミング&フリーダウンロードできます。

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