Artificial Go – “Triple Ones”

シンシナティを拠点に活動するポストパンク/インディーポップ・バンド、Artificial GoがCarpark Recordsと契約を結び、移籍第一弾シングル「Triple Ones」をリリースしました。前作『Musical Chairs』に続く本作は、Velvet Undergroundがビーチパーティーで演奏しているような、スクラップ感とキャッチーさが同居したロック・ナンバーです。来月発売予定の7インチ盤には、メンバーが楽器を入れ替えて制作したミステリアスな楽曲「Jane Ate The Apple Seed」がB面に収録され、バンドの自由で急速な進化を象徴する作品となっています。

リードボーカルのアンジー・ウィルコットが手掛けた歌詞は、一見陽気なサウンドとは裏腹に、強い怒りや自己主張をテーマにしています。タイトル曲「Triple Ones」は、かつての雇用主が給与を過少に支払った際、不足分を「111(エンジェルナンバー)」と称してスピリチュアルにごまかそうとした実体験に基づいています。ウィルコットは「不当な扱いに立ち向かう経験」を歌ったこの曲をバンド史上最も怒りに満ちた曲と位置づけていますが、その怒りを音楽を通じて「喜びとダンス」へと昇華させる、彼女たちのポジティブなエネルギーが凝縮された一作です。