Arbouretum – ‘Coming Out of the Fog’ (Thrill Jockey)

今日も新たなカフェでこれを書いている。ここは外人さん達が多く利用する安いホテルに併設された場所。それを意識しているのであろうか、店内で鳴っている音楽がえらくハードロック。モーニングの時間帯でギターがぐいんぐいん鳴っている環境も珍しい。なかなかのお気に入りの場所になりそうだ。そして、このボルチモアの Arbouretum もある意味ハードロックを持ち合わせたバンドと言えるでしょう。Arbouretum は Thrill Jockey から4作目(Hush Arbors とのコラボ作を除く)となり、もうレーベル常連といえる存在。いつのまにかサイケデリック・ロック主体のカラーになっているレーベルにとっては重要な役割を果たしているのでしょう。それなりにオッサンですが、サイケロックやハードロックの原型を重点的に聴いてきてはいないので、Thrill Jockey がこうやってサイケ感を強めていくのと同時に、こちらもそういう音楽が少しずつ体に染み付いてきたんだと思う。もう今となっては、このような音楽を自然と受入れているし、好きな類いの音楽である。外人の血など一切混ざっていないけど、こういうのを聴いていると白人的な気分になれるよね。なんていうか、日本人の琴線には触れないっていうか、こっちでは人気でなそうなのに、だけど判ってる風な自己満な世界に浸るのです。このカフェ風ロビーがそういう雰囲気に拍車をかけているのかもしれないが、今なら観光客の外人さん達と普通に英語で会話できそうな気がしてきたよ。ハウ・アー・よう。はゔぁ・ないす・tゥリップ。

6.5/10