William Ryan Fritch – Built Upon a Fearful Void

Lost Tribe Soundは、William Ryan Fritchの新作ダブルアルバム ‘Built Upon a Fearful Void’ を発表しました。

‘Built Upon a Fearful Void’ は、完成しない運命にあるかのようなアルバムでした。オリジナルアルバムが録音された6本のテープリールのほとんどが水漏れによって破損し、2018年には完成間近のミックスが保存されていたハードディスクが破壊されて復元できなくなり、2021年には残っていた素材を自主的に手放して、古い曲の残骸が保存されていた古いテープやカセットのかすかな光だけを使って、アルバムを完全に再録音しました。

このアルバムは、失われた時代、弱々しい神話、そして人間の知識と認識における多くの深い溝を編集した2部構成のレコードです。パイプオルガン、リード楽器、声楽、ヴィオラ・ダ・ガンバ、プリペアド・ピアノ、ペダル・スティール、ヴィオラ・ダモーレ、バンジョーのためのソノリティの結合と不結合の独自のマルチ・テクスチャーの探求を、それぞれの部がリスナーにもたらします。