Way Dynamic – Massive Shoe (Reissue)

ARTIST :
TITLE : Massive Shoe (Reissue)
LABEL :
RELEASE : 10/2/2026
GENRE : , ,
LOCATION : Melbourne, Australia

TRACKLISTING :
1. People Settle Down
2. I Was The Dancer
3. In Review
4. Miffed It
5. Mercy Town
6. My Visit (To Hell)
7. The Others
8. Hurricane
9. Ibiza
10. They Said
11. Evening Star

オーストラリア・メルボルンを拠点に活動するDylan Youngのソロプロジェクト、が、通算3作目となるニューアルバム『Massive Shoe』を間もなく世界に向けてリリースします。本作は、ミニマリスト・フォークポップ、アートロック、そしてバロックポップが美しく交錯する、遊び心にあふれながらも控えめで、鮮やかな質感を持った作品。メルボルンのインディシーンで愛されるCool SoundsやGood Morningのメンバーとしても活動し、Snowy BandやKankawa Nagarraではドラマーも務めるYoungの多才なマルチプレイヤーとしての手腕が、本作のプロデュースや大部分の演奏に見事に結実しています。

Youngが披露する見事なファルセット、美しいハーモニーへの抜群のセンス、そして緻密なアレンジメントを聴けば、往年のポップ・マイスターたちによるタイムレスな名曲群を想起せずにはいられないでしょう。しかし、本作の根底にある感性や独特の言葉選び(言い回し)には、極めて「現代的」な響きが息づいています。WaxahatcheeのKatie Crutchfieldが収録曲「Miffed It」を「ここ本当に長い間で一番お気に入りの曲」と絶賛し、彼女をはじめMJ Lenderman、This is Lorelei、Black Country, New Roadといった現代インディシーンの最前線を走るアーティストたちがこぞってWay Dynamicをツアーのサポートに指名している事実、さらにはエルトン・ジョン卿が「Ibiza」を「どうしても聴くのを止められない」と称賛していることからも、その類稀なソングライティングの凄みが証明されています。

Youngの生み出す楽曲は、胸が締め付けられるようなセンチメンタリズムにも、あるいはクスッと笑ってしまうようなお茶目さ(おバカさ)にも、決して怯むことなく等身大で飛び込んでいきます。宇宙へのフライトを提案したかと思えば、ある楽曲ではコミュニケーションのすれ違いを切実に嘆いてみせる。そんな予測不能な魅力に満ちた本作のなかで、「歩きながら話さない?」と彼が「I Was the Dancer」を通じて優しく問いかけるとき、私たちはその魅力的な誘いに乗らずにはいられなくなるのです。