The Vagina Lips – Negative Feelings

Jimmy Polioudisの英語を話す別名、The Vagina Lipsが2年半ぶりにアルバム『Negative Feelings』で帰ってきた！実はこの間、彼はギリシャ語のプロジェクトMAZOHAでずっと活動していたので、不在というわけではなかったのだ。

このアルバムの制作過程は冒険的なものであった。Negative Feelings “の8曲を含むアルバム2枚分のオーディオ・ファイルが、原因不明のままジミーのコンピューターから失われ、ゼロから再スタートしなければならなかったのだ。ネガティブな思考や感情に浸っていた時期に（それゆえにアルバムのタイトルにもなっている）、レコーディングを通して彼は自分の中のバランスを見つけ、前に進むことに成功したのだ。

Negative Feelingsは、The Vagina Lipsが影響を受けたポストパンク、シューゲイザー、90年代アメリカンロックに忠実な、純粋なインディーアルバムである。最もメロウな瞬間（Intentions, Sad B4 It Was Cool）と、よりアップテンポなトラック（Get Off The Train, It’s Alright, Another Hit, Modern World）は、どちらも強烈な悲しみが特徴だが、リスナーを「ブラック化」することなく、ポジティブでほとんど夢のようなパターンに連れていってくれる。BraindeadやTombstoneのように、一音目から喉をつかまれるようなラウドで荒々しいサウンドの瞬間にも事欠かない。

Negative Feelings [Explicit]

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