The Shop Window – A 4 Letter Word

CarlとSydの旅は20年以上前に始まり、90年代半ばに前プロジェクトWestpierで最初のレコード契約を結び、Indolent Records（BMG）のSleeperとレーベルメイトになった。Westpierが解散した後、CarlはSleeperのギターを担当することになり、現在も時折担当している。また、カイリー・ミノーグのテレビ出演、ライブ、オーストラリア・ツアーでギターを弾くことになり、2000年にはカイリーのB面に収録された曲も共同作曲している。

バンドは2020年/2021年に評価の高いシングルを複数枚リリースした。それらのシングルに続いて、2021年6月に絶賛されたデビュー・アルバム「The State of Being Human」がリリースされた。このアルバムはインディーズ音楽界から非常に高い評価を受け、年末の「2021年のベスト・アルバム」リストの多くに掲載された。

‘A 4 Letter Word’ は、The Shop Windowのデビュー・アルバムに続く作品で、2021年の短期間に作曲・録音されたものである。鉄は熱いうちに打てということで、カールは新曲のリハーサルが終わるとすぐにバンドをスタジオに入れ、作曲の慌ただしさからくるバズを取り込むためにレコーディングを行った。アルバムの歌詞は、愛と友情に焦点が当てられており、それはパンデミック後に誰もが心に抱いたことだと思われる。

ジャングリーなギターとヴォーカル・ハーモニーは健在だが、全体的に新たな活気を帯びている。レーベルメイトのBeth Arzy（Jetstream Pony & The Luxembourg Signal）が、アルバムの4曲（Eyes Wide Shut/Dancing Light/Circles Go Round & Low）でバックヴォーカルを務めている。