The Lemonheads – It’s A Shame About Ray (30th Anniversary Edition)

ARTIST : The Lemonheads
TITLE : It’s A Shame About Ray (30th Anniversary Edition)
LABEL : Fire Records
RELEASE : 2/4/2022
GENRE : indierock, indiepop, grunge
LOCATION : Boston, Massachusetts

TRACKLISTING :
1.Rockin’ Stroll
2.Confetti
3.It’s A Shame About Ray
4.Rudderless
5.My Drug Buddy
6.The Turnpike Down
7.Bit Part
8.Alison’s Starting To Happen
9.Hannah & Gabi
10.Kitchen
11.Ceiling Fan In My Spoon
12.Frank Mills
13.Mrs. Robinson
14.Shakey Ground
15.My Drug Buddy (KCRW Session, 1992) 02:55
16.Knowing Me, Knowing You (Acoustic)
17.Confetti (Acoustic)
18.Divan
19.Alison’s Starting To Happen (Acoustic)
20.It’s A Shame About Ray (Demo)
21.Rockin’ Stroll (Demo)
22.My Drug Buddy (Demo)
23.Hannah & Gabi (Demo)
24.Kitchen (Demo)
25.Bit Part (Demo)
26.Rudderless (Demo)
27.Ceiling Fan In My Spoon (Demo)
28.Confetti (Demo)

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The の代表的なアルバム ‘It’s A Shame About Ray’ が30周年を記念して愛情を込めてリイシューされました。ジュリアナ・ハットフィールドが参加した1992年のKCRWセッションの未発表曲 “My Drug Buddy” 、シングル “It’s A Shame About Ray” と “Confetti” のB面、EP “Mrs.Robinson/Being Round” からの1曲、さらには初のレコード化となるデモ曲など、盛りだくさんの内容でお届けします。今回のリイシューは名誉ある5枚目のアルバムを記念したもので、デラックスブックバック版には新しいライナーノーツと未公開写真が掲載されています。

音楽ジャーナリストで作家のエヴェレット・トゥルー氏は、「同じようなバンド、ドラッグ、酒、そして自由への愛を共有することで刺激を受け、同じような考えを持つ仲間たちと、ハードに、速く、ゆるく、幸せに生きることがどのようなものかを30分で知ることができる」と評しています。’It’s A Shame About Ray’ は、92年の熱狂的で屈託のない時代に相当なインパクトを与えた。このレコードは、2分間のポップソングの中に10代の憧れと欲望を楽々と封じ込めるという、ダンドの能力を完璧に表現している。

“My Drug Buddy” やタイトル曲の爽やかで完璧なポップスなどのシングルが目を引くかもしれない(さらに、後のコピーには「Mrs. Robinson」も収録されています。)しかし、このアルバムの本当の強みは、その間にある曲にあります。本当に素晴らしい “Confetti” (エヴァンの両親の離婚について書かれた曲)や、目を見張るほどカジュアルなアコースティック・カバーの “Frank Mills” (「ヒッピー」ミュージカル「Hair」の曲)は、失われた1960年代の世代に対する哀愁と感情のすべてを共鳴させているようです。エヴァン・ダンドが「I love him/but it embarrasses me/to walk down the street with him/He lives in Brooklyn somewhere/And he wears his white crash helmet」などと歌っているのを聞くと、ポップ・ミュージックがいかに素晴らしく、魅惑的であるかがよくわかる。そして、素晴らしく切り詰められた “Bit Part” での反抗心と威勢の良さ、てんやわんやの “Ceiling Fan In My Spoon” …これは、キンクスや初期のアンダートーンズ、ワイパーズと同じレベルの、10代の男性の痩せこけたポップ・ミュージックだった。