ARTIST : Shadowgraphs
TITLE : Shadowgraphs
LABEL : Royal Oakie Records LLC
RELEASE : 6/17/2022
GENRE : indiepop, psychedelic
LOCATION : Portland, Oregon
TRACKLISTING :
1.Dark Wave Magic
2.Dog Dreams
3.Morning Flower
4.So Close
5.Jet Black
6.Stills
7.Outlier Between
8.Loss Prevention
9.Motionless
10.Prescribed Burn
11.Instant Phase
12.I Won’t Settle
オレゴン州ポートランドを拠点とする同名のバンドによるセルフタイトルアルバム ‘Shadowgraphs’ 。バンドにとってターニングポイントとなるこのアルバムは、真のコラボレーションという精神で制作されました。世界的な大流行とそれに伴う社会正義運動の影で書かれ、録音されたこのアルバムは、バンドが世界の変化とその中での自分たちの居場所と格闘している姿を映し出しています。
この物語は、世界が初めて停止して間もなく、バンドがオレゴン州ベイシティに向かい、風の吹きすさぶ海岸にある古いビーチハウスで録音を開始したところから始まります。この孤立した環境はバンドにとって有利に働き、過去の作品や現代のインディー音楽シーンの仲間たちと比べても、独自のサウンドを作り上げることができたのです。昔のように、いくつかの傑出した曲は午前3時の作曲セッションで構想が練られ、24時間以内に素早くレコーディングとアレンジが行われました。
基本トラックを持ってポートランドに戻ったバンドは、スタジオに向かい、オーバーダブを終えてミキシング作業を開始しました。ギタリストのWils GladeとBryan Olsonがオーディオ・エレクトロニクスに深入りし始め、1960年代のOp Amp Labsコンソールをゼロから作ることにしたのはこの時でした。バンドはそのコンソールでレコードをミックスすることになり、文字通り彼らの指紋が付いたユニークな雰囲気のアルバムに仕上がりました。「初めて自分たちの作品をミキシングしてやりがいを感じただけでなく、コンデンサーや抵抗器などを組み立てて、文字通りレコードのすべての周波数に触れることができたような気がしたよ」とGladeは語っている。
クラシックなサイケデリックポップとモダンなインディーロックから同じようにインスピレーションを受けたこの新作は、バンドがシューゲイザー、ポストパンク、ドリームポップの影響を受け、サウンドに取り込んでいることがわかる。レーベルメイトのSugar Candy Mountainの爽快なメロディー、Papercutsの幽玄な雰囲気、Chris Cohenのひねくれたポップセンスを思い起こさせるようなアルバムに仕上がっています。