Sana Shenai – Warm Former

ARTIST : Sana Shenai
TITLE : Warm Former
LABEL : les albums claus
RELEASE : 1/21/2022
GENRE : experimental, synth, techno
LOCATION : Los Angeles, California

TRACKLISTING :
1.Lemonlark
2.Aumbea
3.Wizard A Baby
4.Worm Farmer
5.Sana Vera
6.Humid Beings
7.Mock Rhino
8.Bir Capri
9.Frozen Host
10.Auroren
11.No One Was There To Confirm
12.Laqua

ロサンゼルスを拠点とするデュオ、Sana Shenaiは、Dublabラジオに所属するアンビエント・クインテット Golden Hitsの活動休止を機に2009年に結成された。Jimmy Tamborello (Dntel, The Postal Service) と Mitchell Brown (LAFMS, Sun Araw, Sissy Spacek) はその後、10年間の自宅録音から切り出された素材を山のように蓄積してきた。2018年末には5曲入りのデジタルEP ‘Forewarm’ が Leaving Recordsからリリースされ、今回の のフィジカル・デビュー2枚組LP ‘WARM FORMER’ に他の7曲と一緒に収録された。

ブラウンはこう明かしている。「私たちは当初、50年代から80年代のミュージック・コンクリート・スタジオのテクニックとモジュラー・シンセサイザーを使った奇妙なミニマルテクノを作ろうと思っていたんだ。これは、おそらく “Humid Beings” に最もよく表れているが、最初のセッションが終わる頃には、機材のオープンエンド性に屈し、全く違うものをジャムっていた」 とブラウンは語っている。Warm Formerのサウンドパレットは、たくさんの “almosts” と “could be” を含む広大なもので、調査、解読、再解読のための形を変えたポリグロット音場ゲームをホストしている。”Frozen Host” と “Laqu” は不気味で、自分の記憶とは違うものを思い起こさせるようなトラックです。”No One There to Confirm” は、Sergeと Buchlaシンセサイザーを多用したムーディーなメロディック・スプロラーです。1/4インチのアナログ・テープ・ループは、このアルバムの至る所に隠れていますが、”Wizard A Baby” では間違いなく主役です。’Worm Farmer’ は、70年代のクラウトロックと Tamborello自身のDntelのカタログにあるような明るいサウンドの交差点に位置し、最も親しみやすい曲かもしれません。