Rose City Band – Earth Trip

ARTIST : Rose City Band
TITLE : Earth Trip
LABEL : Thrill Jockey
RELEASE : 6/25/2021
GENRE : americana, country, ssw
LOCATION : Portland, Oregon

TRACKLISTING :
1.Silver Roses
2.In The Rain
3.World Is Turning
4.Feel Of Love
5.Lonely Places
6.Ramblin’ With The Day
7.Rabbit
8.Dawn Patrol

商品カテゴリー: 商品タグ: , , , , ,

は、著名なギタリストである Ripley Johnson(リプリー・ジョンソン)のバンドです。多作のギタリストであるジョンソンは、自分の作曲ペースに合わせて、Wooden Shjipsや Moon Duo以外の作曲スタイルを模索するために、を始めました。Rose City Bandは、バンドメンバーのスケジュールやツアーの要求に縛られることなく、自分の音楽的欲求に従うことができます。’Earth Trip’ では、ジョンソンはカントリー・ロック的なトーンと、メランコリックで切ないトーンで曲を彩っています。テーマは、友人と過ごした夏を懐かしむようなものから、宇宙や静寂、自然界の素晴らしさについての新しい瞑想のようなものまで多岐にわたります。ジョンソンのゆったりとしたクラシックな西海岸風の曲は、歌詞と親しみやすいボーカルスタイルに加えて、エレガントで伸びやかなギターラインとペダルスティールのカウンターメロディーを巧みに使って、その場の感情を完全に表現しています。

‘Earth Trip’ は、2020年に突然の衝撃を受け、ライフスタイルが大きく変化した時期に書かれたもので、アルバムのオープニングを飾る “Silver Roses” で彼が歌っているように、まさに文字通り「道から呼び戻された」状態でした。数年ぶりに長期にわたって自宅に戻ったジョンソンは、自然の中をハイキングしたり、外でお風呂に入ったり、夜明けとともに目を覚ましたりと、家庭生活のシンプルな楽しみを取り戻すことができました。ジョンソンは、庭の手入れや星空の下での睡眠など、自然界とより心のこもった関係を築くことで、希望と癒しを見出しました。特に “Lonely Places” では、自然の中に身を置くことの喜びと自由を表現しており、西海岸の豊かな自然の美しさと、野生のオープンスペースを大切にすることへの歌となっています。また、”In the Rain” では、人生の暗い瞬間に美と希望を求め、”Dawn Patrol” では、地球の自然なリズムに安らぎを見出しています。

主にポートランドの自宅で録音され、Cooper Crain(クーパー・クレイン)(Bitchin’ Bajas、Cave)がミックスを担当した ‘Earth Trip’ の曲は、無駄のないアレンジ、ゲストの Barry Walker(バリー・ウォーカー)による煌びやかなペダルスチール、開放的で伸びやかなギターのメロディー、前面に出た親しみやすいヴォーカルなど、空間を巧みに利用しています。ジョンソンは、アレンジについて次のように説明しています。「サイケデリックを服用して、その効果が現れ始めたときの感覚を捉えようとしました。視界の端で物が揺れ始めたり、わずかな軌跡が見え始めたり、音の特徴が微妙に変化したり。しかし、まだ完全にトリップしているわけではありません。クーパーはすぐにそのアイデアを理解し、彼のミックスはその感覚を見事に捉えています」。ジョンソンのしなやかなギタープレイは、カントリーとコズミックの間の微妙なラインを踏襲しており、メロディーは長いリバーブの軌跡の中で開花し、ソロは放射状の夏の暖かさを想起させます。

‘Earth Trip’ の環境との相互関係に関するメッセージは、語り部と土地との共生関係を描く長いカントリー音楽の伝統を発展させたもので、自然界の美しさを讃える一方で、未来の世代のために保護する責任を忘れていません。ジョンソンは、他に類を見ないスキルを持つミュージシャン、ソングライターとしての地位を確立しています。