Regressive Left – On The Wrong Side Of History EP

ARTIST : Regressive Left
TITLE : On The Wrong Side Of History EP
LABEL : Bad Vibrations Records
RELEASE : 7/15/2022
GENRE : postpunk, dance, house
LOCATION : London, UK

TRACKLISTING :
1.The Wrong Side Of History
2.World On Fire
3.Bad Faith (ft. Mandy, Indiana)
4.No More Fun

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暗く困難な時代、人が求める最も即効性のある慰めは、状況を鋭く診断することかもしれない。「キツネにはキツネの巣がある。ハチにはハチの巣がある。スチュワート・リーはかつてこう言った。しかし、人間だけが投資機会に巣を作ることを選択するのだ」 ダンスパンクバンド、のデビューEP ‘On The Wrong Side of History’ は、このような辛辣な言葉の数々を糧にしている。彼らのダイナミックでグリッチな音楽には、社会の悪を冷徹に報告する義務があるからだ。彼らは断固として政治的なグループだが、一般的な無表情でありがちなパンクバンドとは一線を画している。バンドの核には厳しい社会批判があるが、曲そのものは、楽しみたいという欲求や、避けられない歓喜からの慰めと逃避を見いだすことに特徴づけられる。

のデビューEP ‘On The Wrong Side of History’ は、Arctic Monkeys、MIA、Amyl and The Sniffersなどの人気プロデューサーRoss Ortonとシェフィールドで5日間にわたってレコーディングされ、彼のスタジオで午前11時から午前1時まで行われた数回のセッションで完成したもので、不朽の名作となった。このEPは、グループをここまで成長させたアイデアの渦、つまり腹立たしく荒涼とした政治情勢と、そこから逃避したいという衝動が、一つのハードな作業によってレコードに凝縮されたタイムカプセルと言えるかもしれない。ニューヨークの活気あるポストパンク、ファンク、ディスコのシーンから影響を受けたRegressive Leftのサウンドは、荒々しくもダンサブルだ。角ばったギターのスクラッチとダーティなシンセのベースライン、そしてSimon Tyrieが歌うEdwyn Collinsの歌声が爽やかなドラムにのって響き渡る。トーリー政権下のイギリスにおけるありふれた生活の恐怖を、鋭く乾いたウィットで表現したこの作品は、まさにバーンストーミングで感染力のあるダンスミュージックに仕上がっている。