Rafael Anton Irisarri – Midnight Colours (Remastered Edition)

ARTIST :
TITLE : Midnight Colours (Remastered Edition)
LABEL : Black Knoll
RELEASE : 2/9/2024
GENRE : , ,
LOCATION : New York, New York

TRACKLISTING :
1.The Clock
2.Falling Curtain
3.Oh Paris, We Are Fucked
4.Circuits
5.Every Scene Fades
6.Two and a Half Minutes
7.Drifting
8.A Ruptured Tranquility

のカセットテープ『Midnight Colours』が、リマスターされ、レコードで初登場。このアルバムが発表された意義は、1952年に世界で初めて水爆実験が行われた日と同じという歴史的な共鳴によって強調されています。

『Midnight Colours』は単なるアルバムの域をはるかに超え、人類と時間の間の謎めいた関係の探求です。世界の存亡の危機を象徴する「終末時計」を音で表現したイリサリの作品は、私たちの存在の重さと、それを包む微妙なバランスについて考えるようリスナーを誘います。

「夜の影の中に共存する不安と静謐な美しさの両方、時間と人間の関係の本質を捉えたかったのです」とIrisarriは説明。「ヴァイナルというフォーマットは、リスナーを音楽と物理的に関わるように誘い、体験に触覚的な次元を加えます」

アンビエントとエレクトロニック・ミュージックのジャンルへの貢献で知られるIrisarriは、内省、ノスタルジア、音と感情の相互作用といったテーマをしばしば探求しています。

2017年、時計が深夜2分半(当時は1947年の時計開始以来、深夜に2番目に近い時間)になったときに録音された『Midnight Colours』は、人生の終わりに近づくにつれ、思い出が甦るような憂鬱な雰囲気に包まれています。

アトランタを拠点とする人気レーベル、Geographic Northから限定テープとしてリリースされた『Midnight Colours』は、アンビエント・ミュージック界で瞬く間に賞賛と称賛を集めました。そして今回、自身のレーベルBlack Knollから新たにリマスター版がリリースされたことで、長年のファンも新たなファンも、このアルバムの魅惑的な美しさをかつてない鮮明さと深さで再発見することができるようになりました。

アルバム『Midnight Colours』が発売されたときから、レコードでリリースしたいと思っていました。ステファン・マチューによる見事なリマスタリングは、作品に新たな命を吹き込みました。

『Midnight Colours』のリイシューは、有名なメキシコのビジュアル・アーティスト、Daniel Castrejónによるバンドの新しいアートワークとデザインを特徴としています。イリサリの度重なるコラボレーターであり友人でもあるカストレホンのイメージは、アルバムのムードとテーマを完璧に補完し、リスナーを視覚的にその聴覚世界を探検するよう強く誘います。

この画期的なリリースは、Irisarriがアンビエント・ミュージックのジャンルに不朽の影響を与えたことの証であると同時に、このアルバムのレコード・デビューを辛抱強く待ち望んでいた人々への待望の贈り物でもあります。