Pye Corner Audio – Let’s Emerge!

ARTIST : Pye Corner Audio
TITLE : Let’s Emerge!
LABEL : Sonic Cathedral
RELEASE : 7/15/2022
GENRE : ambient, psychedelic, kosmic, spacerock
LOCATION : UK

TRACKLISTING :
1.De-Hibernate
2.Lyracal
3.Does It Go Dark?
4.Haze Loops
5.Let’s Emerge Part One
6.Saturation Point
7.Sun Stroke
8.Let’s Emerge Part Two
9.Luminescence
10.Warmth Of The Sun

‘Let’s Emerge!’ は、ライヴ盤 ‘Social Dissonance’ に続き、のために制作した最初のスタジオ作品で、10曲中5曲でRideのギタリストAndy Bellが参加しています。

アートワークから音楽が始まるまで、の伝統的な陰影に富んだサウンドとは一線を画している。Ghost Boxからの最後の作品(2021年の「Entangled Routes」)は、植物がコミュニケーションをとるための地下の菌類の通り道にインスパイアされていたが、本作は非常に地上に近い、日光とアシッドブライトサイケデリアが降り注ぐ作品となっている。

Pye Corner Audio、別名Martin Jenkinsは、「これはより陽気な土地への出発であるが、それでも出発なのだ」と言う。と、Pye Corner AudioことMartin Jenkinsは言います。「これは、私が以前から考えていたことです。私は一緒に仕事をする様々なレーベルのために自分の作品を少し違ったものにしようと思っていますが、これはの理念とうまく調和するように思います」

デザイナーのMarc Jonesの非常に鮮やかなアートワークは、LFO、Spacemen 3、Stereolabの初期の作品などを意識的に引用している。

マーティンは、「この作品は、私が最初に影響を受けた作品の多くをミックスしたものだと思う」と説明する。「Spacemen 3とStereolabの長年のファンなんだ。彼らの反復とドローンの瞬間は、私が作ろうとしているものに常に染み込んでいる」

「このアルバムをレコーディングしているときは、小さなアパートに住んでいて、スタジオのセットアップを取り払ったんだ。そのおかげで、いくつかの重要な機材に焦点を当て、それらを完全に探求することができたんだ」

レコーディングは、マーティンが2019年にロンドンのThe Socialで行われたSonic Cathedralの15歳の誕生日パーティーで初めて会ったアンディ・ベルによって肉付けされた–ライブ・アルバム ‘Social Dissonance’ となったのもこのライブだった。

「リトル・ポートランド・ストリートのあの地下室で、新しい同盟が結ばれ、友情が生まれた」とマーティンは振り返る。「アンディと出会ったとき、何らかの形で一緒に仕事をする必要があるということで意見が一致したんだ。彼のアルバム ‘The View From Halfway Down’ から数曲をリミックスした後、彼は親切にもその好意に応えてくれたんだ」 とマーティンは振り返る。

オープニングの “De-Hibernate” から始まり、”Haze Loops”、”Saturation Point” を経て、アルバムはゆっくりと、しかし確実に目を覚まし、瞬きをしながら、光への道を感じていくのである。ヴォーカル・ハーモニーとアシッド・ブレイクダウンが7分半に及ぶ壮大なエンディング・トラック “Warmth Of The Sun” で、すべてが最高潮に達する。

「この曲は人生のシンプルな喜びを歌っているんだ」とマーティンは結論付けている。「ビーチボーイズ、トレモロギター、無限のドローン、スペースメン3…。この暗い時代から抜け出して、”Warmth Of The Sun” を感じよう」

「ここ数年、個人的にも、より広い視野でも、大きな変化があった。このアルバム・タイトルはその反動で、安堵のため息(仮)なんだ。新しい始まりと希望の感覚に乾杯」