Périsélène – Chiral

“物語の持続時間、規範的な構造、破壊的なソノリティなど、わずかな制限もなく創造したいという欲求から生まれた音楽のオブジェ。

短編の覇権を握る現代に対して、これはじっくりと時間をかけて、気分の間を旅する長編の音楽である。

風通しの良いポストロックの儚さ、メランコリックな暴力性を持つノイズの波、そして温かみのあるフュージョンのグルーヴ。ギターがない分、2本のベースは様々なエフェクトや歪みを加えることで、キーボード、オルガン、テルミン、ハーディガーディへと変化していくのです。

今回リリースされる1stアルバム ‘Chiral’ は、1時間11分に及ぶ濃密で迷宮のような宇宙物語である。ギターのない複雑なロックからフランス語を連想して、数年がかりで情熱的に作曲されたものです。