PAPA TOPO & JULIANA GATTAS – Me Voy A Desenamorar De Ti

PAPA TOPOのニュー・アルバム『Presto y con Toda la Fuerza』からのニュー・シングルをお届けします。「Me Voy A Desenamorar De Ti “は、アルゼンチンの偉大なポップ・ディーヴァ、JULIANA GATTAS（ラテン・アメリカで最も重要なポップ・デュオ、MIRANDA！のシンガー）とのコラボレーションによる、メランコリックでダンサブルな新アンセム。 この2人のアーティストは、感情的な依存をテーマにした多幸感溢れる曲を提供してくれました。

アドリアがこの曲を書き始めたのは、自分を蝕む有害な関係に囚われていたとき。この曲を書くことで、彼は自由になりました。曲の完成後、彼は、歌詞が親密で個人的なものであるにもかかわらず、多くの人が共感できる普遍的なことを歌っていることに気づきました。デモを完成させたとき、Juliana Gattasの壮大でドラマチックなソロアルバムのリリースと重なり、アドリアは彼女がこの曲にぴったりの歌手であることに気づきました。アドリアはインスタグラムで彼女に連絡を取りましたが、彼女はすぐに、この曲が大好きで、とても心に響いたので、このプロジェクトに100％参加すると返事をくれました。

歌詞は、自分のすべてを捧げたとき、愛する人は自分から距離を置くが、それによって憧れが生まれると感じる人の戸惑いを描写しています。無条件の愛に無関心で、関係が冷めたときに愛情を与え、そうやってコントロールし続けるのです。主人公は恋人の気を引くために恋愛から抜け出そうとし、感情の綱引きが悪循環に。この無意味で麻痺したような矛盾感が歌詞にしみ込んでいますが、言葉そのものの宿命とは裏腹に、この曲には希望のメッセージがあります。最後には、距離が欲望の触媒として働くだけでなく、主人公を依存のくびきから解放し、状況から脱出することを可能にするという結末。

音楽的には、この曲は極端な音楽的コントラストが織りなす感情のジェットコースター。時代を超越した叙情的なメロディに、よりポップなアストル・ピアソラを思わせるカラフルなタッチの壮大なオーケストレーション（ジュリアナがこの曲でとてもよくフィットしているのはそのためかもしれません）が添えられ、やがてダークでメロディアス、最も遊び心のあるユーロポップとCAMELAの中間、SAINT ETIENNEとSonia Y Selenaの中間のような激しいダンス・ヒットに変わり、神話的なクライマックスで締めくくられます。トレードマークのコーラスは、典型的な 「パパトピアン 」コーラス。

Juliana Gattasは、MIRANDA！のフロントウーマンとして20年以上のキャリアを持ち、2023年にアレックス・アンワンターのプロデュースによるシングル「Maquillada en la Cama」をリリースしてソロ活動を開始。このシングル「Maquillada en la Cama」は、2024年3月のデビュー・アルバムのタイトル曲。現在、ファースト・アルバムのプロモーション・ツアー中で、アルゼンチン人監督、俳優、脚本家であるアイア・サイードによる映画『Los domingos mueren más personas』では、初の主演女優として出演。この映画は、カンヌ映画祭とサン・セバスチャン映画祭で大ヒットを記録。

今年12月には、Juliana GattasとPAPA TOPOが共演し、アルゼンチンでこの超ヒット曲を演奏するライブを見ることができます。そして最後に、このシングルの素晴らしいジャケット・アートは、アドリア自身がデザインしたものです。