Pan Amsterdam and Damu the Fudgemunk – EAT

ARTIST : Pan Amsterdam and Damu the Fudgemunk
TITLE : EAT
LABEL :
RELEASE : 6/24/2022
GENRE : hiphop, rap
LOCATION : New York, New York

TRACKLISTING :
1.Rigatoni
2.Mogwai
3.BLT
4.Duck Wok
5.Hungry Hippo
6.Fish Tacos
7.Besh
8.H-Bar
9.Blue Agave
10.Stick Around
11.Eat
12.Da Da Dim Sum
13.Shimmy
14.All Purpose Sauce

‘EAT’ は、あなたのお気に入りのラッパー・トランぺッター、の新しいアルバムである。食とヒップホップの両方のファンを意識して作られたこのアルバムは、Pan Amの次元に新たなポケットを開く、ラッパーとプロデューサーのアルバムである。また、のメンバーである とのコラボレーションも実現した。

‘EAT’ は、Pan Amのセカンド・アルバム ‘Ha Chu’ の成功を受けて発表された。GUTSがプロデュースしたシングル “Carrot Cak” eはBBC 6 Musicから賞賛され、間奏では中華料理が振る舞われるなど、もちろんこの作品のカルチャーにおいて食べ物は重要な要素であった。Ha ChuはBandcampによって「敵対する業界へのディスレコード」、The Timesによって「ヒップホップがどうあるべきかというジャズミュージシャンのビジョン」と命名された。

Ha Chuは Pan Amの分身であるLeron ThomasがIggy Popのバンドリーダーとしてツアー中に構想され(IggyはPan AmのデビューLP『The Pocket Watch』を気に入り、2019年のアルバム ‘Free’ の作曲とプロデュースを依頼した)、Sleaford ModsのJason WilliamsonやEl Diabloの姿でDoveのJimmy Goodwinなどがゲスト参加しているが、EATは少し違った成り行きだったようで、この作品は、Pan AmとIggy PopのバンドリーダーであるIggyが、彼のバンドを率いることになった。

昨年、ヨーロッパ・ツアーに出発したPan Amは、DJを必要としていた。KPMライブラリーをサンプリングした大作『Conversation Peace』(Def Pressé Editions)を制作したばかりのが登場したのだ。Damuは一緒に演奏しながらPan Amの複雑な構造を理解し、頭の中でサウンドスケープを作り上げました。

私たちはよく話し合いました」とパナムは振り返る。その時、ダムは音楽的なメモを取っていたようだ。アーティストは観察力が必要で、それが最終的に報われるのだと思い知らされました。このプロジェクトは本当に楽しかったです。

世界を味覚でとらえるEATは、音楽的には切なくも楽しい、リリックでは遊び心のある、Pan AmがマイスターでDamuがシェフのフルメニューである。Damuのビートは深く、暖かく、メロディックでプログレッシブ。Pan AmのビートポエトリーとLeronのトランペットの二面性には完璧な遊び場であり、いつものようにそれ自体がペルソナのようである。