Pachakuti & young.vishnu – Dédalo

ARTIST : Pachakuti & young.vishnu
TITLE : Dédalo
LABEL : Melting Pot Music
RELEASE : 4/29/2022
GENRE : jazz, hiphop, rap
LOCATION : Hildesheim, Germany

TRACKLISTING :
1.Call of the Eulipions
2.Bajrangbali
3.La Manzana
4.Heyoka
5.Jornada de Eno
6.El Paso (feat. Masha Kashyna)
7.Dédalo de Concreto
8.Liu
9.Burj Maqlub (feat. Jens Aurich)
10.Arjuna’s Fate (feat. Yami Maho)
11.Nencatacoa
12.Maqamat Al-Tuyur (feat. Masha Kashyna)
13.Yedi Vadi (feat. Masha Kashyna)
14.Sangha
15.Odé (feat. King Owusu, Laíz & Jens Aurich)
16.Amani (feat. King Owusu)

ドイツのジャズ/ビート・デュオ、パチャクチとヤング・ビシュヌの共同プロジェクトが新たな高みへ。インストゥルメンタル・ヒップホップから本格的なオーケストラ・ジャズやグルーヴへと有機的に発展したドイツ人デュオ & は、ワールドミュージックの伝統を刺激的に折衷した音楽を創り上げている。

彼らの次のアルバム ‘Dédalo’ に一つのタグを付けるとしたら、ジャズを選ぶのがベストだろう。とはいえ、の音世界は、彼ら自身の言葉で表現した方がいいかもしれない。「私たちはただ音楽を作り、自分たちが好きなものを取り入れようとしているだけです」。彼らは東洋哲学と植物学に共通の興味を持つ音楽的自由思想家であり、ヒップホップ、ラテン、ファンクに音楽の物語と世界の神話を織り交ぜているのである。

これまでで最も野心的な作品となったセカンド・アルバム ‘Dédalo’ は、間違いなく彼らの機知と成長を示している。デビュー作 ‘Semilla’ (2020年)が種子のイメージを中心に据えたのに対し、’Dédalo’ は庭全体を取り上げる。Pachakuti & young.vishnuは、自分たちで複数の楽器を演奏するほか、パーカッションの巨匠Eric Owusu (Pat Thomas, Ebo Taylor, Jembaa Groove) やドラマーのLeon Raum (Bokoya, Wyl) 、さらにブラジル人新人のボーカリストLaízや彼らの元バンドプロジェクトSoularkestraのメンバーなど、親交の深いアーティストを次々とスタジオに呼び込んでいます。収録された16曲は1分19秒から14分58秒までで、人間存在、現代社会、神話詩の迷路を、感情的に正直に、隠喩的に旅していくような内容になっています。

ジャズとオーケストラや合唱団のクラシカルなサウンド、都会のサウンドスケープとアンデスのケーナやチャランゴ、コロンビアのガイタやマリンバ・デ・チョンタ、インドのハルモニウムなどの伝統的な楽器が融合して、表情豊かなメロディー、重なり合うリズム、幅広い楽器をベースにした楽曲がほとんどです。このアルバムは、過去と未来、そして多様な文化の糸、音、アイデアを織り交ぜ、文化への感謝とグローバルな良心を表現しています。

ミキシングとマスタリングはベルリンのThe Brewery StudiosでRoe Beardieによって行われた。アルバムのアートワークは、メキシコ人画家Sergio Chávez Hollarの幻想的なアートと、ブラジル人アーティストLaízのオリジナルアートワークインレイ、Nima Compositions ArchiveのCarsten Pölkingの作品を融合させたものとなっています。