ARTIST : Okonski
TITLE : Magnolia
LABEL : Colemine Records
RELEASE : 2/24/2023
GENRE : jazz, piano
LOCATION : Asheville, North Carolina
TRACKLISTING :
1.Runner Up
2.Field Museum
3.Old Friend
4.Dark Moon
5.Song For My Sister’s Son
6.Walking To A Home
7.Sunday
トリオOkonskiのリーダーであるSteve Okonskiにとって、122 West Loveland Avenueのスタジオは決して馴染みのない空間ではないだろう。Colemineレーベルがオハイオ州ラブランドに店を構えて以来、このトリオのメンバー全員がつながりのあるDurand JonesやIndicationsなど、町を行き交う多くのグループのホストとなってきた。2020年の冬、クラシック・ピアニストとしての訓練を受けたOkonskiは、Michael Isvara “Ish” MontgomeryとAaron Frazerを招いて、当初はビート主体の完全構成のトリオ・インストゥルメンタルとなる予定だったアルバム制作に取り掛かった。
この最初のセッションをいくつかのインプロヴィゼーションで終えた後、その自発的なエネルギーをさらに取り込もうと、2021年の夏に2週目のセッションが予約された。このセッションで、トラックはすべて即興で、コールマイン本社で深夜に何度か行われたTascam 388へのライブ録音が行われた。グループの直感が音楽のメロディーとアークを完全に形作ることができるように構成されている。
アルバムはRunner Upで始まり、ピアノの勝利的でありながらメランコリックなメロディーが、FrazerとMontgomeryのドラムとベースによってより控えめなBセクションへと導かれていきます。このアルバムの残りの部分を聴くと、様々な感情が呼び起こされ、探求されます。真夜中の月明かりの下を歩くときの静けさ、一瞬または一生を共にする人とのつながり、新しい未知の旅に出るときに感じる緊張とカタルシス。
マグノリアの最後を飾るのは、最初のレコーディングの終わりに深夜に録音された曲、「サンデー」だ。この「Sunday」がなければ、「Magnolia」の残りの曲は実現しなかったかもしれない。
Magnoliaは、Lovelandで夜遅くまでスタジオにいた人たちの心と精神から作曲されました。バンドが楽器の前に座る前には許されなかった、あるいは認識できなかった感情や芸術的な解放の集大成であり、それゆえに内省的で瞑想的、スピリチュアルで新しいものとなっているのである。
