NPNP – Harmony in a Vacuum

11月8日、Jackson Darbyは自身のNPNP名義で、David PsutkaのHalocline Tranceレーベルから「Harmony in a Vacuum」をリリースしました。

Harmony in a Vacuumは、夢見心地のテクスチャ、暗い音色の対比、そして陶酔的なクレッシェンドが織りなす作品です。 さまざまなミュージシャンとのNPNPのレコーディング・セッションからインストゥルメンタル・テイクをサンプリングし、それらを再コンテクスト化、加工、効果処理することで、Darbyは、作曲に活用できる豊かな音のパレットを作り出しています。 このメタ・サンプリングのプロセスでは、音楽の量子時間を扱っており、コントラポストのアイデアを織り交ぜ、コントラストのある空間、忠実度、楽器編成を、新たに実現されたバージョンと組み合わせています。この循環的なプロセスを通じて、NPNPは、モジュラーシンセやオープンリール式テープで録音・加工し、何度も再録音するという作業を繰り返し、全体を通して幽玄で、地に足がついており、グロテスクな抽象的な物語を作り上げました。

この音楽は、このように高度に加工された音源録音で構成されていますが、音源素材の一部はあまり加工されておらず、オリジナルテイクにより忠実であり、また、ほぼ完成した曲に重ねて録音された楽器もあります。