NiCKY – Pink Pony Club

「Pink Pony Club」は、変身と、自分らしくいられる空間について歌っています。ロンドンのウェスト・エンドにあるレトロ・バーで私が開催しているクィア・コミュニティーのイベント『SiNG with NiCKY』では、毎週必ず誰かがこの曲をリクエストしてきます。冒頭のピアノの和音がGloria Gaynorの’I Will Survive’を聴いているような気分にさせ、物語が展開し、サビが紛れもなくキャッチーなのが大好き。

私のバージョンには哀愁があります。クィアな喜びをクラブで味わえる一方で、近隣からの騒音苦情にさらされ、クィアな人々は襲われたり嫌がらせを受けたりせずに家に帰らなければなりません。古いエレクトリック・オルガンのメロディーを取り入れ、ボーカルとピアノを重ねました。この曲は、私の独特なスタイルを保ちつつも、私の作品の特徴である典型的なピアノとヴォーカルのみのアレンジからは離れています。NiCKY 2.0の時代へ！