Narciss & Gerd Janson – No Maze Like Heaven EP

Running Back が、新たなサブレーベル RB Studio Sessions を発表します。このサブレーベルは、Running Back の自社スタジオで構想、録音、そして完全に実現された音楽をリリースします。

ヘッセン州の快適なアウトバーン接続に助けられ、自由な創造性を約束に設立された RB Studio Sessions プロジェクトの最初の作品は、Running Back の創設者であり、チーフドリーマー、そして Geschäftsführer（代表取締役）である Gerd Janson の作品です。このデビュー作では、ハウスミュージックの新世代ヒーローであり、良き友人であり志を同じくする Narciss との記念すべきジャムセッションが実現しました。

Running Back の初期リリースがクラブカルチャーの時代を超越した理想を保存するためにレコード針を落としたように、『No Maze Like Heaven』に収録された4つのトラックは、音響的な時計をほんの10年ほど巻き戻すことで、この連続性をさらに発展させています。もしあなたが想像できるなら、初期の Narciss が、若々しくクラブを飛び回り、Gerd 自身のセレクション、そして絶妙なミッドテンポの精度で Panorama Bar のブラインドを開ける DJ たちのセレクションに深く触発されていた頃を。

その結果、「Chicco’s Chips」にはすぐに新たな光が差し込みます。そこには、イタリア風のシンセ、中毒性のあるボーカル、完璧なパーカッションといった、それらの抗いがたい要素の多くが、Narciss 自身のソロプロダクションの闊達でエネルギッシュな視点によって再生されています。一方、「Elka」は、より豊かで深みのある一品であり、楽観的なアナログファズの層の下で、複数の天上のメロディーが見事に絡み合っています。

そして Narciss と Gerd は、さらなるコラボレーションを求めてオランダに目を向け、エレクトロニックミュージックで最も愛されるボーカリストの一人であり、また素晴らしいプロデューサーでもある Coloray と共に、「Look For You」を制作しました。そこでは、Coloray が脆弱なシンセポップの伝統の中で、切望するようなパフォーマンスを披露しています。最後に、「No Maze Like Heaven」は、このムードとメロディーを土台として、機械の力と非常に人間的な感情のスイートスポットを突くフィナーレを築き上げています。

強大な Gasius による迷宮のようなアートワークが、M.C. Escher と MC Hammer をブレンドしたかのようなスリーブを飾る『No Maze Like Heaven』は、RB Studio Sessions の神聖な基礎となることを証明しています。Narciss にとっては、「永遠に大切にする思い出」。Gerd にとっては、税控除可能なワーキングランチ。そして DJ とダンサーにとっては？素晴らしいサウンドと深い意味を持つ、待ち望まれる4つの熱狂的なヒット曲なのです。