NAILBREAKER – COPE

今作の大部分は、前作EP ‘Pain’ の直後に書かれたものです。失業、自傷行為、自殺、現在の政治状況がメンタルヘルスに与える影響、個人の責任など、多くの類似した歌詞のテーマやインスピレーションがあり、前作EPに直接続くものとなっています。Painが複雑なメンタルヘルスの問題を明確に表現しようとすることに主眼を置いていたのに対し、Copeはこれらの問題が日常生活の中でどのように現れるかを認識し、それにどう対処するかに重きを置いている。これらの問題は不自由であり、治療せずに放置すれば生活の質を大きく低下させるものです。むしろ、うつ病やその他の関連疾患がもたらす精神的地獄を描きながら、自分自身の幸福に責任を持とうとする試みなんだ。

音楽はすべて2021年4月から10月の期間に作られ、歌詞も同じ時期に書き、10月にレコーディングされた。EPのミキシングとマスタリングは、ノーサンプトンのPiss Alley StudiosでRufus Foxが担当した。これまで制作、ミキシング、マスタリングは全て自分自身で行ってきたが、ネイルブレイカーの音楽に外部からの意見が入るのは今回が初めてだ。Rufusの入力によって音楽のダイナミックレンジが大きく広がり、以前のプロジェクトのような硬質さを損なうことなく、より充実した重厚なサウンドを作り上げることができた。私たちは多くのミキシングセッションで一緒に作業し、Rufusはビートの最も破壊的な性質を引き出すことに成功し、聴くのが難しいが、聴けないことはないものに仕上げてくれた。