Music For Listening – Michael Scott Dawson

ARTIST : Music For Listening
TITLE : Michael Scott Dawson
LABEL : We Are Busy Bodies
RELEASE : 4/8/2022
GENRE : ambient, experimental, folk
LOCATION : Estevan, Saskatchewan

TRACKLISTING :
1.No Rave
2.Campestral
3.Witness Marks
4.Summerfallow
5.Places I’ve Loved, People I’ve Been
6.This Young Century
7.Two Solitudes
8.Everything In Modulation
9.Praise and Other
10.Mineral Rights
11.North Dakota Stars
12.The Sentimentalist

Michael Scott Dawsonの2ndアルバム ‘’ が からリリースされます。

このアルバムは、ギターのための12のアンビエント作品で構成されています。ジェネレイティブ・シンセを中心に構成された2020年のデビュー作 ‘Nowhere, Middle Of’ に続く作品です。同じことを繰り返したくないドーソンは、’’ では主要楽器であるシンセサイザーを完全に放棄している。その結果、テープ・ループとマニピュレーションに大きく傾いたギター作品に、フィールド・レコーディングと余裕のあるピアノ・エレメントが添えられている。この音楽は、作曲、即興、偶然性の交差点に位置し、忍耐強くシンプルなメロディーがマントラのようにアルバム全体に現れ、繰り返される。

ドーソンのインスピレーションは、95歳の祖母にかけた電話から生まれました。祖母は、彼が子供の頃からそうしてきたように、窓の外にいる鳥の観察結果を話してくれたのです。電話を切った後、彼は以前、夏休みに家族を訪ねて行ったときに録音したものを掘り起こしたくなったのです。この録音は、当初、大草原の鳥のさえずりを集めたアルバムにする予定だったもので、幼い頃に暮らした故郷の郊外にある牧草地や農地を訪れて録音した。本当の意味でのフィールドレコーディングです。ドーソンはこのプロジェクトを断念した。生の音声には、マイクに群がる蚊や昆虫のヒソヒソ音がびっしりと入っていたからだ。しかし、あの電話の後、何年も経ってから、彼はこれらの録音と彼が作曲することになる音楽の間にある類似性に心を打たれたのである。そして、その音を聴いているうちに、ギターを手に取り、いじりたくなってきたという。ドーソンは、その瞬間、制作に没頭していた次のアルバムへのこだわりを消し去り、’Music For Listening’ の制作に方向転換したのです。