Methyl Ethel – Are You Haunted? (Deluxe)

ARTIST : Methyl Ethel
TITLE : Are You Haunted? (Deluxe)
LABEL : Future Classic
RELEASE : 2/18/2022
GENRE : artpop, indiepop
LOCATION : Perth, Australia

TRACKLISTING :
1.Ghosting
2.Proof (feat. Stella Donnelly)
3.Something To Worry About
4.Neon Cheap
5.Oh Toreador
6.Kids On Holiday
7.One And Beat
8.Matters
9.Kick And Scream
10.Castigat Ridendo Mores
11.In A Minute Sublime
12.Talk Louder (Extended Mix)
13.Neon Cheap (Skream Remix)
14.Neon Cheap (Tseba Remix)
15.Neon Cheap (Lauer Remix)
16.Matters (Whitesquare Remix)
17.Matters (Savage Gary Remix)

西オーストラリアの の4枚目のアルバム ‘Are You Haunted?’ には、シングル曲の “Neon Cheap”、”Matters”、”Proof” が収録されています。’Are You Haunted?’ は、よりリリースされます。

4枚目のアルバムで、Jake Webb(ジェイク・ウェブ)は、重く、少しばかばかしいとさえ思える質問を投げかけてくる。’Are You Haunted?’ この作品は、最もクレイジーで困難な時期、つまりウェブがこれまでで最も孤独なプロジェクトに取り組んだ過去2年間を表現したものだが、それを乗り越える唯一の方法は、その不条理さを指摘することだと本質的に示唆するラテン語のフレーズから名付けられた曲であり、そのことを考えてみると、このアルバムの発端が “Castigat Ridendo Mores” にまで遡れることは理にかなっていると言える。西オーストラリア出身のこのシンガーソングライター兼プロデューサーは、2013年にこの名義を採用して以来、サイケデリック・ドリームポップの多彩なブランドに磨きをかけてきたが、簡単に答えを出すことよりも、質問の本質、つまり恐ろしくもおかしくもあり、端々に忍び込んであなたを避けているものを捉えようとしているのだ。抽象的なアイデアに心を動かされつつも、大胆かつ魅力的な探求の方法を見出したこのアルバムにふさわしいタイトルと言えるだろう。

よりリリースされた n’Are You Haunted?’ は、のレーベル初作品であり、これまでで最も自由で実験的な作品である。アルバムで多用されているソロピアノのセクションがあり、不協和音のストリングス、ドラマチックなメロディー、そして6分にも及ぶ “One and the Beat” のような頭脳的なエレクトロニクスと一緒に織り成されているのだ。しかし、陰鬱で内省的な雰囲気が漂う一方で、推進力のある “Matters” や Stella Donnelly(ステラ・ドネリー)が参加した “Proof” のように、グルーヴィーでダンサブルな曲もあるのです。気候変動、政治、文化など深刻なテーマを扱っていながら、決して深刻に考えすぎない、不思議なほど喚起力のあるアルバムだ。Methyl Ethelが初期の作品を録音したスタジオであり、パンデミック時には、このスタジオを所有していた親友の死去に伴い、ウェッブが戻ってきた場所である。その問いの意味を考えるのに時間を費やすこともできるが、結局のところ、それを感じるしかないのだ。