Maurice Louca – Saet El Hazz (The Luck Hour)

ARTIST : Maurice Louca
TITLE : Saet El Hazz (The Luck Hour)
LABEL : Northern Spy Records
RELEASE : 9/24/2021
GENRE : world, arabic, psychedelic
LOCATION : Cairo, Egypt

TRACKLISTING :
1.El-Fazza’ah (The Slip and Slide)
2.Bidayat (Holocene)
3.Yara’ (Fire Flies)
4.Saet El Hazz (The Luck Hour)
5.El-Gullashah (Foul Tongue)
6.Higamah (Hirudinea)

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エジプトのアンダーグラウンド・ミュージック・シーンで最も才能のあるミュージシャン、作曲家の一人である (モーリス・ルーカ)が、Sub Rosaと からリリースされるニュー・アルバム ‘Saet El-Hazz (The Luck Hour)’ を発表しました。

今度のフルアルバムは、アラブ音楽、サイケデリック・フォーク、フリー・インプロを貪欲に取り入れており、リードシングルの “Bidayat (Holocene)” は、パーカッション、ギター、バイオリンを中心としたフェラルなグルーヴで魅了します。

タイトルの “Saet el Hazz” は、エジプトでは楽しい時間を意味する暗号のような言葉で、通常はかなりの放蕩を意味しています。「誰かに「サエット・ハズを飲んだ」と言っても、何も聞かれない。それが現実なのです」

‘Saet El-Hazz(The Luck Hour)’の最初のきっかけは、トランペットの Mazen Kerbaj、ギターの Sharif Sehnaoui、コントラバスの Raed Yassinの3人で構成されるレバノンの即興グループ “A” Trioとコラボレーションしたいというルーカの希望でした。「この3人が集まれば、彼らだけの音の宇宙が生まれます。私はまず、この音の世界の中に存在したいと思う音楽を作曲することから始めました。あるときは調和し、あるときは衝突し、その間にあるすべての感情的な範囲があります」

“A” Trioが火種となったように、ブリュッセルにある芸術団体Mophradatからの依頼が火種となりました。依頼内容は、ルーカが微分音を奏でるように改造した楽器を使って、新しい曲を演奏するというものでした。その結果、トルコとインドネシアに行くことになりました。イスタンブールでは、ルーサーと協力してギターをカスタムメイドしました。スラカルタでは、楽器職人と一緒にセラン(ガムラン打楽器の一種であるインドネシアの木琴)をチューニングしました。

これらの新しい楽器は、楽曲に新たな音色の可能性をもたらし、ルーカは、長年の協力者である多才なパーカッショニスト兼ドラマーの Khaled Yassine、Praed Orchestraを通じて出会ったダイナミックなハープ奏者の Christine Kazaryan、ベルリンのフリー・インプロ・シーンで高く評価されているチェリストの Anthea Caddyなど、メンバーを増やしました。

「幸運と退廃を結びつけることには、私の心に響くものがあります。たとえ言葉で十分に表現できなくても、このアルバムの音楽の背後にある原動力と、それがどのようにして生まれたのか、そしてスタジオでリハーサルやレコーディングをしているときの私たちのエネルギーは、私にとって多くの意味で「サエット・ハズ」でした」

‘Saet El Hazz(The Luck Hour)’は、2019年8月にブリュッセルのA/Bスタジオで1週間かけて録音された、6楽章からなる長編作品です。