Mark Trecka – Acknowledgment

ARTIST : Mark Trecka
TITLE : Acknowledgment
LABEL : Whited Sepulchre Records
RELEASE : 5/28/2021
GENRE : ambient, experimental
LOCATION : New York

TRACKLISTING :
1.Different Walls – Beach Grass
2.Acknowledgment
3.Guides
4.Wave Games
5.A Sea of Tents
6.Hood in Wind

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声、ピアノ、手作りのカセットループのみで録音された ‘Acknowledgment’ は、個人的なものと政治的なものとの15年にわたる対話を反映した、文脈的なドキュメントとして考えられ、リリースされました。Trecka によれば、’Acknowledgment’ は、道徳的に高い位置にあるものとしてではなく、”認識よりも深いところにある” とらえどころのない行動として提示されています。現代の生活がますます原子化していく中で、私たちはどのようにしてお互いの深い依存関係を認識するのでしょうか?無国籍者、投獄された人、家を持たない人など、ある種のコミュニティが見えないように設計されているにもかかわらず、私たち全員をつなぐこの魅力を、Trecka はインターテクスト的、インターメディアル的なアート作品としての ‘Acknowledgment’ の存在を通して探求しているのです。このレコードは重いテーマについて書かれていますが、相互依存の重荷や、自然の冷たさによって残された空虚さについてではありません。むしろ、それらを認めることで得られる大きな喜びについて書かれています。慈しみ」という言葉は、「承認」の目的に近いものであり、私たちの共通の存在の痛みと喜びを共有することを可能にします。

このアルバムはまばらで、抽象的な部分もありますが、間にある要素が作品自体への素晴らしい入り口となっています。音楽的には、Mark Trecka はいくつかの曖昧な言及をしています。深く耳を傾けると、John Cage の ‘Sonatas and Interludes’ の鳴り響くリズムと特異なタイミング、Haley Fohr や Nico の『The Marble Index』のミニマルなドラマ、Mark Hollis の浮遊感のある威厳のあるヴォーカル、Robert Wyatt の希望に満ちた、しかし全く荒々しいソロ作品などが聞こえてくる。’Acknowledgment’ のエンディング曲 “Hood in Wind” がPublic Enemy の「Revolutionary Generation」をベースにしていることは驚くに値しませんし、Treckaの印象的なライナーノートには、刑務所廃止論者で詩人の Jackie Wang の言葉が引用されています。アルバムのジャケットには、メキシコの作家 Yuri Herrera の ‘A Silent Fury(静かな怒り)’ からの引用が使われています。この話は、Trecka 自身が人里離れた砂漠の墓地を探索した際にも反映されており、アルバムに挿入されているエッセイや考察の礎となっています。