ARTIST : Marcel Sletten
TITLE : Plastic Jazz
LABEL : Primordial Void
RELEASE : 7/3/2026
GENRE : experimental, ambient
LOCATION :
TRACKLISTING :
1. Intro
2. Asheville Honey
3. Dreamlights
4. Data Erasure
5. Late Departure
6. Terminal Station
7. Viridian
8. No More Beauty III
9. Perpetual Myrrh
Marcel Slettenの8枚目のアルバムは、2021年の『Vicious Kisses』以来、最もストレートでスタイルのまとまったリリースとなっています。『Thousand Knives(千のナイフ)』時代のRyuichi Sakamotoや、実験的な楽器製作者であるHans Reichelからインスピレーションを得た『Plastic Jazz』の楽曲は、ネオンのようにエレクトリックで、緻密にレイヤー化され、80年代への執着に満ちています。ギターやシンセのサンプルはチョップ&スクリュー(細かく刻んで速度を落とす手法)され、アヴァン・ポップとサウンド・アートの中間に着地する複雑なコラージュへと仕上げられています。また、Korgの「MS-20」や「Wavestation」といったシンセサイザーのサウンドをVST(プラグイン)でエミュレートし、かなり自由に取り入れたSletten初のアルバムでもあります。
『Vicious Kisses』がSlettenによる80年代シンス・ポップへのラブレターだったとするなら、この『Plastic Jazz』はそのスタイルの完全な解体を表しています。アンビエントとビート主導の要素を等しく持ち合わせたこのアルバムは、遊び心のある(皮肉交じりの)アプローチで、ニューエイジ(「Asheville Honey」、「Perpetual Myrrh」)とIDMの要素(「Data Erasure」、「Viridian」)の間を揺れ動いています。本作は、予測不能なSlettenのサウンドの最新の進化形なのです。





