ARTIST : Maiya Blaney
TITLE : A Room With A Door That Closes
LABEL : Lex Records
RELEASE : 6/13/2025
GENRE : indierock, grunge, jungle, electronica
LOCATION : Brooklyn, New York
TRACKLISTING :
1. I’ll Be With You
2. Left
3. Carmen Electra
4. IDR
5. Fumbled
6. “Affirmatively”
7. Honey I
8. Could You
9. Recognize Me ビデオ
10. “Affirmatively” (Part II)
11. And
Maiya Blaneyは、自身のアルバム『A Room With A Door That Closes』を「彼女のブルーへのラブレター」だと表現しています。彼女にとって「ブルー」とは、「感じた瞬間に表現される必要のある、運動的で強烈で暗いエネルギー」という感情の状態を指します。アルバムに収録された11曲は、激しい別れの言葉、切望についての悲痛な瞑想、そして自己イメージについての繊細な空想にまで及びます。音楽は、そのテーマに見合った激しくも複雑なサウンドを持っています。1960年代のソウルサンプルが温かいドラムンベースのパーカッションに溶け込み、グリッチの断片が耳障りなシンセとぶつかり合い、ブレイニーのボーカルは、焼け付くようなパンクの叫びから、優しく探求的なささやきまで幅広く変化します。それは、シンガーが深く内面を見つめ、そこで見つけた全てを、ありのままに、リアルタイムで世界に提示する音です。
Maiya Blaneyは、Emerson Fossett、Harlan Steed(Show Me The Body)、Alex Farrar(MJ Lenderman、Wednesday、Squirrel Flower、Snail Mail)という緊密な3人のプロデューサーチームと共にこの新しいプロジェクトをプロデュースしました。ブレイニーがアルバムの楽曲を書き始めた頃、ギターとプロデュースを始めたばかりでした。プロデュースとギター演奏の両方で初心者であったことが、彼女に探求と自由の感覚をもたらしました。作曲時、彼女はより冒険的なリフと型破りな楽曲構成を大胆に採用しました。
『A Room With A Door That Closes』は、徹底的に正直さを追求し、湧き上がる感情を分類したり説明したりすることなく提示する楽曲のコレクションです。自身の怒りや不快感を理解する過程で、ブレイニーはしばしば誇りや確信に至りますが、それが最終的な目標ではありません。彼女は、安易な解決という心地よさよりも、進行中の発見の興奮を選びます。このアルバムは、ありのままの自己表現の試みであり、最も混沌とした人生を祝うものです。