Mac DeMarco – Salad Days

ARTIST :
TITLE : Salad Days
LABEL :
RELEASE : 4/1/2014
GENRE : ,
LOCATION : Los Angeles, California

TRACKLISTING :
1.Salad Days
2.Blue Boy
3.Brother
4.Let Her Go
5.Goodbye Weekend
6.Let My Baby Stay
7.Passing Out Pieces
8.Treat Her Better
9.Chamber of Reflection
10.Go Easy
11.Jonny’s Odyssey

“As I’m getting old, chip up on my shoulder… “は、2012年にリリースされた『 2』に続くMac DeMarcoのセカンドフルレングスLP『Salad Days』のオープニングラインである。おなじみの歌声と軽快なギターの中で、タイトル曲のこの最初の一行は、成熟したシンガーソングライター/プロデューサーのLPのトーンを示している。23歳という年齢で、自分たちが置かれている状況のプラス面とマイナス面を奇妙なまでに自覚している。絶え間ないツアースケジュール(LPが完成するとすぐに再開される)に合わせて作曲・録音された「Salad Days」は、非常にパブリックなフォーマットで、キャリアアップのクレイジーさの中にあるMacとはどういうものか、リスナーに非常にパーソナルな洞察を与えてくれる。リードシングルの「Passing Out Pieces」は、巨大なオーバードライブのオルガンのコードに合わせて、「…決して共有することに消極的ではなかった、私の断片を渡す…」といった行が含まれている。

Salad Daysは、”Dreamin “や “Ode to Viceroy “のように爽やかなレコードではなく、彼らの成功から生まれた結果であることは明らかです。
また、”Chamber of Reflection “は、氷のようなシンセサイザーとソウルフルな歌声が特徴の曲で、シャギー・オーティスとプリンスのコラボレーションのようなファンタジーの中にあってもおかしくはないだろう。これらの曲は、将来の方向性を示すものであれ、新しい領域への一回限りの冒険であれ、マックのサウンドの広がりを示すものである。しかし、音楽的、歌詞的、メロディ的に、これは古き良きマック・デマルコの姿であり、その真髄である。1972年にGeoff Emerickのミキシングボードから出てきたような、John LennonとPhil Spector時代の鮮明なホームグロウン・プロダクションに、完全に今のMacのタッチが加わっているのである。「また、”Treat Her Better “は、重厚なコーラスのスリンキーなリードギター、うっとりするようなヴォーカルメロディー、長年の努力の末の楽なコード、そして、インディーズ音楽に著しく欠けている感情や心からの誠意といった「Macイズム」がふんだんに盛り込まれている。