Lifeguard – Crowd Can Talk EP

シカゴのノイズメーカーLifeguardがBorn YesterdayのデビューEP ‘Crowd Can Talk’ を携えて帰ってきた。Horsegirl、Post Office Winter、Frikoといった若く刺激的なウィンジー・シティのDIYシーンから生まれたLifeguardは、カルチャー・モーメントの一端を担ってきた。このトリオは、多くのライブパフォーマンスとElectrical Audioで3日間かけて録音されたこの4曲で全力を尽くしている。1曲目の “New Age (I’ve got a)” では、初期のダイナソーJrが超越的な存在であったのと同じ、狂気に満ちたエネルギーを思い起こさせるような、時間を無駄にさせない曲だ。続く2曲目 “New Age (I’ve got a)” では、ファズとリフが頭をフル回転させ、同じような展開になる。トラック3は、ドローンの効いたポストハードコア的な領域で、アペジオと緊張感が渦巻いている。最終曲の “Typicast “は、前曲と同じように始まり、This Heatのようなフィードバックに満ちたインダストリアルな騒ぎに発展していきます。メンバー全員がまだ高校生だが、彼らは若い世代が古い音楽を取り入れ、何が素晴らしいのかを理解し、それを自分たちの芸術に応用し、未来に押し進める最前線にいるのである。SST、Dischord、Sub Popから学んだ教訓を抽出し、現代社会への怒りと不安に注ぎ込んだ、これはノスタルジーではなく、今のためのバンドなのだ。