Leo Abrahams – Scene Memory II

ロンドンを拠点に活動する著名なミュージシャン兼プロデューサーの Leo Abrahams(レオ・エイブラハムズ)が、美しいニューアルバム ‘Scene Memory II’ をリリースするために Figureightレコードに戻ってきました。

レオ・エイブラハムズは、音楽家としてもプロデューサーとしても非常に優れた才能の持ち主であり、その創造性は他の追随を許しません。英国王立音楽院を卒業し、ブライアン・イーノ、イモージェン・ヒープ、デヴィッド・バーン、グレース・ジョーンズ、レジーナ・スペクター、ジョン・ホプキンス、ポール・サイモンなどとのコラボレーションや、マーティン・フランスとのクロノノートのメンバー（アルヴェ・ヘンリクセン、マタナ・ロバーツも参加）、映画音楽の作曲家として活躍するエイブラハムズは、これまでに数多くのソロ・アルバムを発表しており、プロデュース、演奏、アレンジを担当した作品は数知れません。レーベルのボスである Shahzad Ismailyとのコラボレーションである Figureight recordsの前作 ‘Visitations’ は、レビューで「2人のヴィルトゥオーゾの出会い」と評されました。

「このレコードは、2019年のシベリアのソロツアーのために作ったAbleton Live Setから生まれました」とレオは書いています。「私は、ループやシーケンスを避けながら、1つのギターソースからさまざまなサウンドを生成して、即興演奏ができるさまざまな音の環境を作りたいと思いました。私は、パッチが私を驚かせる能力を持っているときに、結果が最も刺激的であることに気づきました。サウンド、ジャンル、ムードなど、すべての面で曖昧さや限界を追求しました。物理学を専攻している学生が熱心に聞いてくれたり、「本物の」ギターソロを期待していた人が怒りを露わにしたりと、観客の反応は毎晩のように分かれていました。このレコードに収録されている曲はすべて、そのツアーがきっかけとなっていますが、ロンドンのスタジオで観客なしに即興で作られたものです」