ARTIST : Le Diouck
TITLE : Grace Joke
LABEL : PAN
RELEASE : 6/27/2025
GENRE : experimentalpop, r&b, electronic
LOCATION : Paris, France
TRACKLISTING :
1. INTRO: Thé à la Menthe ft. Bonnie Banane
2. Fly Anyr&ce ft. Lala &ce
3. Mujer Y Reina
4. La Païva ft. La Zowi
5. OVNIesque
6. Émeraude
7. INTERLUDE: Horizontale ft. Expecto Patronna
8. Mané & Sané ft. Anta
9. La Cumbia Del Diamanté
10. Thelma & Louise
11. Onigashima ft. Yves Tumor
フランスとセネガルをルーツに持つ多分野アーティスト、Le Diouckが本日6月27日にデビューアルバム『Grace Joke』をリリースしました。このアルバムには、Bonnie Banane、Lala &ce、La Zowi、Yves Tumorとのコラボレーションが収録されています。
本名Magueye Diouck、30歳のLe Diouckは、セネガルのルーツとパリでの生活からインスピレーションを得て、音楽、イラスト、パフォーマンスといった幅広い分野で作品を制作しています。元々はグラフィックノベルのイラストレーターとして活動していましたが、その後音楽へと転向し、ウォロフ語、フランス語、英語でパフォーマンスを行っています。また、Comme des Garçonsのショーでモデルを務めたり、Gucciのキャンペーンにも出演したりするなど、多岐にわたる活躍を見せています。
彼の作品は、「民話、思弁小説、ディアスポラの記憶の交差点」に存在し、神話とアイデンティティが絡み合う世界を構築しています。Bourse de Commerceで行われた彼のパフォーマンス「Fatéouma」では、記憶を探すサイボーグのGraceと、傷ついたサーカス団のピエロJokeという、中世のファンタジー寓話が語られました。
2021年にPANと&ce Recklessのレーベルに加わったLe Diouckは、Modulaw、Low Jack、Lewis Ofmanといったプロデューサーたちと共に、フランスのアンダーグラウンドシーンでコラボレーションを展開しています。彼は、文化遺産と現代的な表現を融合させる新世代のフランス・アフリカ系アーティストを代表しており、「祖先の文化を受け入れることは脅威ではなく美徳と見なされるべきだ」という理解を促進するために、自身のプラットフォームを活用しています。